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キャプテン。大泉。「ヨシっ!!バクハツさすんだ!!」

四月の「スカパー!」月初の無料放送デー。
普段、なかなかノースクランブルサービスに参加する事の殆ど無い「東映チャンネル」は「キャプテンウルトラ」。

戦前、東急電鉄の流れを汲む興行会社として創設され、戦後まもなく「大映」と業務提携・離合集散の後、西の格調高い時代劇専門の「京都撮影所」、東の現代劇専用の「東京(大泉)撮影所」が存立する。
日本全国津々浦々に直営館を展開し、任侠路線、アクション路線の膨大な映画が製作された大泉。

一方前後して「日本経済新聞社」、「旺文社」らが1957年(昭和32)「東映」と共に、「テレビ朝日(全国朝日放送)」の前身「NETテレビ(日本教育テレビ)」を開局。
教育放送の免許を取得したものの、営業的に自立出来ず紆余曲折の後、総合放送局として教育番組では無く、オールジャンルの制作を開始。
チャンバラ劇はやはり「京都撮影所」製作、刑事ものアニメ等は「東京撮影所」で製作と体制は替わらず。
昭和40年代初頭「NETテレビ」以外の他局枠獲得が悲願の大泉が、「TBS(東京放送)テレビ」で驚異的視聴率を誇った日曜日よる7時枠での「ウルトラマン」制作体制の遅延からやむを得ず打ち切りとなり、提供枠の存続を絶対譲らなかったスポンサーの要望に応える形で「東映東京撮影所」テレビ部として初のTBS枠を手にした。
最高視聴率32.2%!平均視聴率25.6%。前作の平均が36.8%と相当数字を落とし、担当は大叱責だったらしい。

21世紀後半の“宇宙開拓時代”を背景に太陽系進出を図る人類に迫り来る異性人撃墜の為、救援信号を受信するや出動するチームの活躍を描く。
制作予算は13回放送分で現在の円換算で1億4千万円。
“宇宙もの”という設定から、屋外ロケーションによる制作が不可能で、オール屋内美術撮影と為り大泉の大半のスタジオでセットを組み上げる羽目に。

これらのエピソードを踏まえてみても1967年(昭和42)当時の「東映東京撮影所」テレビ部の“お仕事”ぶり、である。
番組冒頭、資源開発中の鉱山内の建屋に忍び込む“バンデル星人”。
グラフィックス1U1
グラフィックス1U2
鉱山爆破に使用する“原子ニトロ”の容器保管庫を移動するカット。赤のビラビラは“バンデル星人”の手元。
木製板を銀塗装して金属に似せているが、木目や節穴が丸見え

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「キャプテン」が常駐する宇宙ステーション“シルバースター”、“ゲルド鉱山”からの警報が鳴り響く。
合板につや消しの紙を貼り込んだヤツで壁右に“皺”よっちゃってる
グラフィックス1U4
鉱山からのSOS。
隊員の座る椅子はすぐケツの痛く為る丸椅子。
グラフィックス1U5
一方こちらは“原子ニトロ”を移送中の“輸送船団Ⅹ2号”船内、ヒロインの“あかね隊員”と研修生“ケンジ君”。
照明に手間隙掛けたテレビ映画らしい丁寧なカット。
冒頭に掲示した偽金属風木板に木目のバレる保管庫のロングショット。左にあるのが“原子ニトロ”。

そして極めつけ。
この下の画像、上のカットの直後の襲撃メモを受け取るセット。
“あかね隊員”らが通路で話し込む最中、緊急指令のメモを手にした隊員が、こちらに近づいて来る場面。
後方には船長の立つ操縦室。
画面奥で宇宙空間前方に向かって指差呼称している姿が見える、凝った演出。
グラフィックス1U10


この背後の美術設計を覚えておいてね!


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画像左、上のカットで“輸送船団Ⅹ1号”が襲撃されたというメモを手に、“・・2号”の操縦室に入室した“あかね隊員”ら、中央が船長。
宇宙空間を巡航するカットの後、画像右、更に緊張の面持ちで前方を注視するカット。
前方を見詰める操縦士の横顔の角度は同じなのに、何故か前カットより座席同士が、より互いにくっついちゃってる

グラフィックス1U6
“輸送船団Ⅹ2号”の計画を阻止せんと接近する“バンデル星人”の船。
このコピペ画像では判り難いが、宇宙の背景につなぎ目がしっかり見える
グラフィックス1U7
“輸送船団Ⅹ2号”の乗降口セット。
アナログ・ブラウン管テレビでの放送当時ならまず、目に付かぬだろうが、黄色とピンクの塗装はビニテが巻いてある
グラフィックス1U8
この木製乗降口から力ずくで強引に船内に押し入り、乗っ取りを企てる“バンデル星人”。

侵入した“バンデル星人”達に戦闘態勢を指示する船長!
隊員は“原子ニトロ”を防護の為、保管庫から操縦室へ!

グラフィックス1U11
画面左に吊り下げた“原子ニトロ”を棚から降ろし、迫り来る“バンデル星人”からニトロ抱えて退避する隊員の背後は
あ、あ、うちゅうは
あ、スタジオさんホリゾント、明かり入って無いっすが
あ、まっしろっスけど・・・。
あ、終電・・、帰ったかな

グラフィックス1U12
宇宙が何処かへ往っちゃっても、救援信号を発射しようとする“あかね隊員”
この剣、子供の頃は気にもしなかったが、他の映画小道具の使い回し樹脂製サーベルに,赤いビニテで懐中電灯を括り付けただけの凄いヤツ

雑!

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グラフィックス1u31
“バンデル星人”に侵入された“輸送船団Ⅹ2号”。
後方の貨物室部分を切り離し、爆破させるシーン。

船長が台詞を]叫ぶ


「ヨシ!ばくはつさすんだ!!」


「さすんだ!!」どんな日本語だ

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狭い操縦室に生き残った全員が退避したカット。他では気密性のアバウトなセット設定だが、ここでは全員メット着用中。
深刻なのは右隅の役者さん・・・・、いろんな想いを背負ってるんだろうなぁ・・、と、思わせる表情。芝居が違う。
グラフィックス1U14
こちらも、撮影当時、大泉の大半のステージを使用したと言われる所以の在りそうな、テレビ本編らしい奥行き感在るセット。
屋外も室内も同様の白色昼光設定は・・、まあ仕方無いか。
グラフィックス1U15
このカットの美術、あー、予算もセンスも時間も無いんだなぁ~ってヤツ
カメラ前はただのガスボンベ、で、偽銀塗装の木板。
最悪なのは、“エアロック”に相当する気密扉が、ただフツーの昔のレストランや病院のドアと同じ件
グラフィックス1U16
最初にご紹介しませんでしたが、左がこの企画のヒーロー、「中田博久」氏。
子供の時、「黒部 進」氏以上に「こんなにかっこイイ人が居るんだぁ」と思った俳優さん。父君は中国近現代史に登場する“辛亥革命”にも参加した戦中戦後の映画俳優。
グラフィックス1U17
「ウルトラマン」の流れを受けて劇中登場する巨大怪獣“バンデラー”。
「キャプテン」もデカク成れば善かったか?
この番組も含めて、“東映テレビ”の「ジャイアントロボ」や「仮面忍者赤影」等の怪獣シーンは、みーんなキャメラ手持ちで、濛々と砂埃が舞い上がり、ひたすらワァーワァー泣き喚く超の着くワンパターン演出。
予算と手間の掛かるビル・橋なんぞの造形物は全く登場しない事が実に多い。
グラフィックス1U18
“バンデラー”の片目を潰し、ガッツ・フェィスの「キャプテン」。このヒトが滅多にしない変顔。
「キャプテン」のメットに大量の照明が映り込んでいいる。宇宙空間にタングステン球ライト。猛烈な光量。
グラフィックス1U19
“バンデラー”の体内に拉致され、人体実験される“あかね隊員”
このカットでの彼女の“おっぱい”に注目
グラフィックス1U20
「キャプテン」の攻撃により事態が急変
「ケンジ君!彼らが騒いでいるわ!何か起こったのよ!」
「キャプテンにここに居る事を知らせなくちゃ!」
「でも!どーやって?!」
「あるわ!ひとつだけ方法が有るの!!」
“おっぱい”の上を走る“拷問チューブ”の位置がこのカットで変わっている!!!
画像丸印、テープは左側に散布してる
グラフィックス1U21
“おっぱい”の上を走る“拷問チューブ”の位置がまたまた、このカットで変わっている!!!
チューブが交差シテシマッタ
自由に動いちゃう左手でチューブ電極を自分の座るシートの鋲部分に通電させ,悶え苦しみながら,モールス信号を発信し始める“あかね隊員”
汗が頬に滲んで・・・、照明さん、ライティング替えちゃって凝り出したぞ
キャメラマンまで、なんか、レンズにディフュージョン 【difusion】掛けちゃって
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カットが替わると、また“おっぱい”の上のチューブを止めるテープの位置が、貼り直ししてあって・・。

どんだけ、楽しむんだ小道具スタッフ

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“あかね隊員”救出の為、“バンデラー”の腕をバズーカ砲で吹き飛ばした場面。
画面奥の牡蠣の殻みたいのを纏った人が若かりし「小林稔侍」氏。
人物の配置、手前の破壊された怪獣の腕、背景の岩、撮影の構図が物凄くアンバランスで陳腐なカット。
メインアクターの「キャプテン」の顔も照明が映り込み過ぎ。
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この本編中、最も手間の掛かったカット。
画像は無いが破壊された“バンデラー”の腕部分から、怪獣の体内へ踏み込むシーン。
ミニチュアセットとリアルスケールセットの整合性にこだわった。
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この回のエンディング直前カット。“シュピ-ゲル号”に乗り込み勢ぞろい。
画面右は“あかね隊員”が“バンデル星人”に拉致られた時に、“ゲルド鉱山”で拾われたバッチ。
ベースカラーは黄色。「キャプテン」のは黄色、“あかね”サンのはオレンジ

こういう繋ぎがいちいち雑!
作品全編を網羅する大作曲家・故「富田 勲」氏のシンフォニックなBGMが最高の救い。


でも、“バンデル星人”、あんなに小さいテープ、アノ、ベラベラな手で、一体どうやっておっぱいに貼ったんだ??
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平成失望元年・・・。

皆さん、最近、如何ですか
大丈夫ですか
東日本にお住まいの方、大丈夫ですか

酷く無いか
今の日本・・・。

色々・・・。
ナニから何まで・・・。

酷いのは現政権。
軌道修正のしようが無い・・。前回も書いたが、伏魔殿状態。
社会の、あらゆる階層、社会のあらゆる組織、社会のあらゆる規範・・・、手が付けられない。

人心の荒廃。
誹謗、中傷、怨嗟、格差、誤解。

夢と希望は、一体何処へ行ったのだろうか・・・。

一体いつからこう為ったのか?

答えは、連立政権に在る!

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悪魔の統制する国土。

いやはや、世の中酷い時代に成り下がったもんだ・・。

ワタシの若い頃、十代で「テレビ」なるメディアの演出がやりたくて、同時に舞台に立つように為り、並行して舞台の音響機材に魅せられミキサーに即、デビューしてしまい、学業も青春もバイトも全て渾然とし、本業でもあり寝る間も惜しみ、働き潰して身体がイカレて引退を余儀無くされ、改めてテレビ界を目指し、猛烈怒涛のl好景気の大波に載せられて、数々の人生の先輩がたの思い掛けない引き立てを連続で受け続け、異常とも思える発展を来たし(一部のネットウオッチャーから虚構で有り得ない!と知りもせぬ素人サンから指摘を受けたが)、読売巨人軍のナイター中継のウラ番組で、唯一“14.7%”という視聴率を記録させて戴いたのが、我が名声の頂点か・・・。
その縁でカミサンと知り合い、その縁で亡くなられらた著名な方他、大勢の業界の方々、諸先輩がたに祝福され、良かれ、と思った業界生活は、結婚生活の正常な維持とは、水と油の世界で、とある夕刻、帰宅途上の橋の上から見通すマンションの窓辺に、寂しく立つ外国から来たカミサンの姿に愕然とし、テレビの仕事から足を洗う決心をせざるを得ない情況に・・・。
あれから十数年・・・。

30数年前の世の中、「高度情報化社会」とやらが到来を告げ、わたしたちの生活は大きな変革を迎える・・、とかつて自らが制作演出したNTT(当時電電公社と言った)やダイヤモンドビック社等数多くの東証一部上場企業の産業映画(PV)の台本の書き出しの常套句でもあった。浮いた言葉が踊った。
夢が在った。
確かに在ったのだ。


思えば、一体、誰がこんなに酷い世の中にしてしまったんだろうか・・・。


震災で崩壊した発電所からは、人類史上最悪最大量の放射性物質が今尚、世界中、大気中、海洋に拡散し続け、それを統制する事が出来ず、被爆汚染した鮮魚は、港の水揚げ港を変更する事で販売され、魚同様に汚染した畜産・生鮮野菜群は、産地偽装され梱包され、或いは極めてプアーな放射能検査方法で、健康に害は無い数値だ、食べて応援だのと、学校給食やコンビニ弁当、、食品産業に幅広く深く流通させ、しかも産業用道路まで整備し、狭い国土を縦横無尽に放射性物質を積載した車両が走破し、建築・建設資材に混入を商用として推奨、全ての国民の生きる利益より、諸外国に兆円、千億円単位で投資を次々と刷新し、天文学的数字の公的年金を投資ギャンブルに大海の水の如く、浴びせまくり、現政権政策に批判的報道を全て、事実上、強制封印させ、隣国の大気汚染やら領海侵犯やら汚職やら、大国の大統領令と、コメディアン達が日々メディアに溢れ還る状態に置き、大衆の関心を常に誘導し続ける。

こんな国土に、健康なアスリートを招聘しオリンピックまで開催しようとしている。
“商業五輪”。大気も水も、土壌も海も河も食物も全て汚染され尽くしているこの日本で・・。

自民党政権、それを集票組織で支援し続け、戦争法案や共謀罪法案等、過去に例を見ない悪法を、一旦反対のポーズを記者発表の後、必ず賛成に廻る公明党並びに、支援する宗教法人創価学会。
古くはGHQ占領政策の諜報機関であった、国賊代理店「電通」、災害資本主義という、人命軽視,株主第一、おらが村の町長第一の全国津々浦々の日漁連、JA全農、ゼンチク、AEON、日本新聞協会、日本雑誌協会、日本放送協会、日本民間放送連盟、日教組、統一教会、人間として「命」の尊厳を侵し、利益追求にひたすら暴走する原子力村、亡国日本会議・・。

その下にぶら下がる土建屋、サウナ、焼肉屋、パチンコ屋、風俗産業、やくざ・・・。
気がつけば、司法、行政、マスコミ、芸能、皆、国中、どこもかしこも北鮮・南鮮人だらけでも在る。
どこもかしこも。
広く、深く、複雑に。

ワタシは、民族差別主義者では決して無い。
もしも自分のカミサンが、国籍なんぞで、もし、差別されるような事を思うと、背筋が凍りつく・・・。

過去、知り合いにも南鮮の方が居る。何の問題も無い。


だが、もう一度云う!!
酷い時代に為ったのだ。
酷い時代に!!


日本という国は、これらの伏魔殿にうごめく連中に、完全に統制されてしまった。
もはや、誰の手によっても浄化の術は無い。
取り返せない。


伏魔殿
1 魔物のひそんでいる殿堂。
2 見かけとは裏腹に、かげでは陰謀・悪事などが絶えず企 (たくら) まれている所。「政界の伏魔殿」

出典:デジタル大辞泉


毎日、トランプがどうのこうの、そんな場合では無い。

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ハウステンボス歌劇団ラグナシア劇場、ロマンポルノ、コント55号。

六月から数えたら五ヶ月にもなる真夏日の季節が、ようやっと終わってくれた・・・。

この夏、右足のつま先を、酷い湿潤を伴う水虫に侵された。
専門医に頼らず、弱酸性殺菌石鹸だの、即効スプレーだのの乱用が反って仇となる。
皮膚科に通い、「ファッションセンターしまむら」で五本指ソックスを購入し、ナントカ完治に漕ぎ着けたのも束の間、ほろ酔いで寝室のベッドの角っこに脚を激突・・・。

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右脚小指が綺麗にソックスで分離された状態で二時方向に歪んだ。紫に晴れ上がった状態で翌朝、裸足のままアクセルを踏み、整形外科。
右小趾骨基骨骨折で全治一ヶ月。

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少し前になってしまったがこの秋の三連休、クルマで一時間足らずの、海辺に在る遊園地へ。

お目当ては「宝塚歌劇団」や「OSK日本歌劇団」出身のスター、スタッフで新構成された「ハウステンボス歌劇団」の公演。
西の「長崎ハウステンボス」内に専用の大劇場をオープンさせ、その第二陣としてこの地方の遊園地の一角に、巨額の費用を投じた花回廊を整備造成し、その敷地終端に大専用劇場を新設。

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遠い過去、「ベルサイユの薔薇」なんぞの一大ブームを世に巻き起こした頃、NHKのアナログ地上波でそれらの舞台中継を見たコトは在るが、長年、あの独特の世界観には、感情移入するのが困難であった・・。
背の高い女性がムリして、チョー長い付けまつげに肩パッドで、しかも金髪で・・・、う~ん多分、実際に劇場に足を運ばない事には、本当の良さは判らないかなぁ、とは思うものの、そんだけの為に、長時間の構成の舞台を、高価なチケットを購入し、わんざわんざ、アータ、神戸まで行く時間も金もナイ・・・・。

で、新しい公演プログラム開始のテレビスポットCMが、この地域で流れ始めたので楽しみに訪ねて観た。

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舞台音響・舞台照明がよく整備された劇場で、外連味溢れる45分ホドの構成。
前半は元祖宝塚ならば、日頃、コアなファンでもなんでもないワタシラが退屈してしまう長編ストーリーものを、超豪華な衣装とともにムギュっと圧縮。
後半はキレの鋭すぎる和洋中混合の、驚かされ、圧倒される、まさに躍動するステージが続き、定番のフィナーレへ・・・。

涙腺のもろいワタシは、感動で終始涙が止まらず、カミサンにバレぬように暗闇で涙拭うのに苦労した。
自分も散々、大劇場舞台で表舞台に立つ側にも長く居たので、こうした、練り上げられた琴線に嵌まるものにはめっぽう弱い。
(こないだ、「シン ゴジラ」の自衛隊による戦闘シーンでボロボロ、したばかり)

舞台でも映画でも映像でも、計算しつくされた構成は本当に“パワー”があり、素晴らしい。

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オーナーの「HIS」の社長の優れているのは、この企画に連動して人材育成の音楽学校までも創設しそこから輩出した若手ダンサー達を、この専用劇場で活躍させる処に在る。
なにも、そこまでせずとも、「宝塚」や「松竹」からダンサーを短期契約で引き抜いてしまい、“使い捨てするのが手段として常套”なのだが、将来、この地に根を張ったスターが脈々とトップを飾り、マーケットを形成する狙いがみてとれる。

公演のプログラム内容もマンネリ化を嫌い、頻繁に更新し、振り付け構成演出のスタッフも他劇団経験者等を複数登用して刷新を図る。稽古も含め、衣装、音楽、照明、運営、一度始めたらば大変な労力だ。


“継続は力なり”


さて暮れも押し迫るコノ時期、公共放送「NHK アナザーストーリーズ運命の分岐点 日活ロマンポルノ」。

映画が庶民の最大の娯楽であった時代、放漫経営とテレビ製作の台頭により大きく路線変更を余儀なくされた、東洋随一の威容を誇った東京・調布は日活撮影所の制作転換譚。

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http://www4.nhk.or.jp/anotherstories/x/2016-11-16/10/25046/1453044/
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(いずれもテレビ画面より)


当時一流の撮影所が破綻し、俳優はもとより大半の製作者が辞職する中での騒動が、当時のスタッフへのインタビューで克明に描かれる・・・。

古き良き昭和の映画全盛期、作品1本につき3000万円(当時)の予算で約3週間の撮影日数を費やす事が可能とされた映画制作は、経費圧縮の為予算750万円、撮影日数7日から10日に、しかも10分に一度は性交のシーンを描写しなければならなかった、と言われる。

興行として大きな収益を上げ歴史にその名を残す日活ロマンポルノ第一作 「団地妻 昼下がりの情事」。
 白川和子氏はマイナーでプアーだった“ピンクフィルム”と呼称される分野から、格上の日活への大抜擢とは知らなかった。

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(テレビ画面より)

そして、その記念すべき第一作目の完成試写会が、勤務中の社員全員が召集された撮影所内の試写室で行われ、上映終了後、その作品性に、場内は大きく動揺し、衝撃を受けた、という・・・。

つい昨日まで、「裕次郎」や「小百合」「旭」が輝いた“同じ試写室”で、走る乗用車での団地妻との性交中、絶頂を迎えた浮気相手と共に、全裸で崖からクルマごと転落炎上し、エンドマークが出る作品・・・。
あまりのインパクトに生理日が狂ってしまった女子職員も居た、との、昔なら考えられない“公共放送らしからぬインタビュー内容”も強烈でありもする。


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(テレビ画面より)

1966年(昭和41)に結成された「コント55号」誕生譚。BS NHKプレミアム「結成50周年! コント55号 笑いの祭典」。

昭和のスーパーコメディアンだった「欽ちゃん」を育んだ東京・浅草のストリップ小屋の支配人インタビューはもとより、民間放送の元ディレクターの証言や民放各局の貴重な記録VTRで魅せた。

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(いずれもテレビ画面より)


ヒトの過去にまつわる個々の証言ってのは、重みが在るなぁ、と、改めて深く思い知らされる。


“記憶も力なり”


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(いずれもテレビ画面より)

更にさらに、この年末にNHK「第一回 明石家紅白」。

1983年(昭和58)、出演中のNHK超人気番組であった「クイズ 面白ゼミナール」で、収録中にスタジオで大あくびをしてしまい、それにより出入り禁止が数十年解除されること無く来た「明石家さんま」氏。
まぁ、こんな番組、商業放送に任せときゃ、いいんじゃナイかねぇ・・・。
お高い受信料金使って、民間の真似なんぞする、ひつよー在るんすかネー??


“受信料が力なり”

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深刻、では、無い?・・・。夏。

『東洋経済オンライン』という、1921年(大正10年)日本で最古創業の経済専門新聞社のネットページの、特集記事が興味深い。

ボクらは「貧困強制社会」を生きているリンクhttp://toyokeizai.net/category/359

貧困に喘ぐ女性の現実リンクhttp://toyokeizai.net/category/hinkon

記事はフィクションでもなんでもなく、この世の、イマの日本の重く、哀し過ぎる現実・・・。
長編記事が多いので、ご帰宅後のお時間の在る時にでも、是非、ご一読戴きたい。
事態は深刻なのだ・・・。


我が家斜め向かいの賃貸住宅のひと部屋に半年ホド前からだろうか・・、男性が引っ越して来た。

洗濯モノがベランダに出ないので、居住者の構成がマッタク判らない。
3LDKの部屋、窓には濃いピンクのカーテン。
手前の部屋はカーテンを閉め切っているのだが、奥の部屋が常に全開

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おぞましいのは、この奥の部屋の丁度、我が家のキッチン窓から見通す位置に、「江頭2:50」そっくりのオトコが立って、こちらを視ている(ような気カがする?)しかも裸
常に裸

ま、ご自分のオウチなので、居室内でどうしようとご自由なのだが、夕刻、帰宅し晩御飯をつくる間、窓を開けようとすると、その窓むこうで全裸、イヤ、確認出来るのは上半身裸

キッチン窓外のフラワーボックスに水やりをしようとすると、その対角側で裸
3部屋ある内の、ナニもわざわざ(相手は意識しないのだろうが)その同じ立ち位置に、毎度毎度、裸で立たなくとも、との思いは「江頭2:50」さんには通じない・・・。

こちらも、何度か窓から顔出しして、注意しようか、とも思ったが、かえってその後、こちらがずーっとキマズク成る。
ネットで調べたらば、結構、都心部の住宅だろうか?皆さん,同じような心労を被ってイラッシャルようで、我が家の場合、まだ、相手方までの距離が在るので、あまり神経質に成り過ぎるのも、ジブンの精神衛生上好ましく無いと、気にせぬコトにした。
深刻、では、無い?・・・。


グラフィックス1深刻3

さて今年の夏休みは前半、カミサンが会社の同僚たちと、コノくそ暑い中、わざわざ 『USJ』に泊りがけで出掛けたが、案の定、ちっとも楽しくナカッタ、とグズグズイイながら帰ってキタ・・・。

後半は今年のサミット開催直前にGWで出掛けた三重県「伊賀」方面を再び訪れた。

前回立寄れなかった国定公園の中に在る「赤目四十八滝」に“涼”を求めた。
渓谷を川下から徒歩で遡り、落差数メートルから最大30メートルの瀑布と自然の景観を楽しめるのだが、案の定、ってか毎年のコトながら、カミサンの奴、起伏傾斜の激しい山道を歩くうち、いつものグズグズが始まった・・・。

「歩き難い」と文句をイイ、散々事前に忠告した、歩き易い靴にスタート地点から200メートル程の地点でようやく、履き替え、更に「アツイ」「ツカレタ」を連発し、約30分距離にして800メートルの辺りの休憩処で、とうとう座り込んでしまった・・・。

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フツーなら、ここで怒りバクハツ不愉快光線発射なのだが、二十年も一緒に居ると、“出るもの”も出ない・・・。

小一時間麓の茶屋で買った不味い弁当をひろげ、小休止の後、まだこの先の“情景”の素晴らしさを惜しみつつ、「じゃ、戻ろうか・・。」と声を掛けると、逆に「モットノボリタイ」なんぞと今迄とは正反対のコトを言い出した。
健常者でも片道一時間半はかかる道のりを、20分歩いてギブアップした癖に「マダ、ガンバルワ」とノタマッタが,ここはこの先の勾配の厳しさを“盾”に諦めさせた・・・。

帰路、残念そうにしてたが、200%ムリなのだ。
深刻、では、無い・・・。


その夜、宿ではガーデンバーベキューを堪能した。

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高速道の渋滞に根を上げ立寄ったサービスエリア・・・。

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この画像を撮ったワタシラのテラス座席の後ろに、身なりも容姿も整った元気なお子さん連れがいらした。
視ると、皆でカップラーメンを啜っている・・・。この真夏のクソ暑い中、カップラーメン・・・。
賑やかにスープを飲み干し、カップを片付けると、ピカピカの「アルファード」に乗り込んだ。

もともと“品性”の悪い、貧しいワタシは、こういう光景に出くわすと、屑根性丸出しで妄想する癖が在る。
周囲には出来たての名産ジャンクフードやレストラン・フードコートがヤマとあるのに・・・。

更にこの休みの間に、昼食の為に入った激安「ハンバーグ・ファミリーレストラン」。

子供の居ないワタシラ夫婦は、この店のメニューの価格の安さも手伝って、莫迦みたいにサイドメニューの「シーザーサラダ」や「烏賊の丸焼き」「ピザ」を注文した。
薄暗い隣のテーブルをふと見遣ると、4人のご家族連れ・・、着席の人数とお皿の数が合わない。少ない。
カミサン曰く、ワタシラより一足先に「アルファード」でやって来た、とのコト。

大きなお世話だ・・、ヒトそれぞれ・・、ビンボー人の僻みなのだ。
自分で嫌に為る。“ヒト”の事は、どーでもイイのに・・。我ながら、ビョーキだ。
ちっとも、深刻、では、無い・・。


久し振りに大スクリーンで映画を観る。
東宝『シン・ゴジラ』。


自分が4歳の時、初代版が製作され、小学校低学年で、テレビの映画劇場でモノクロ映画として観たが、大変、怖い思いをした記憶が有る・・・。
松竹の『寅さん』同様、毎年のように新作が東宝から量産され、子供ながら、高度経済成長期に描かれた、両目のハッキリした漫画チックなデザインへの変遷やなぎ倒されるビルディングの造形物の“粗さ”が次第に癇に障るように為り、シリーズ最後の方では、ロボットと再三戦ったり、自衛隊が空飛ぶ円盤みたいので攻撃を始めてしまい、企画の破綻が看られてしまい、感情移入が難しかった。

『インデペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒが監督したハリウッド版第一作『GODZILLA』(1988年)はアメリカ、 トライスター・ピクチャーズが東宝から製作版権を買い受け、興行的には大成功を収めるも、“主役”に込める文化的土壌の差異から評価は二分。

先月テレビでも放映された「渡辺 謙」氏出演の、アメリカ、 ワーナー・ブラザース配給のハリウッド版第二作『GODZILLA ゴジラ(2014年)』。
ゴジラファンだった1975年生まれのほぼ無名の英国人監督がメガホン。お若いなりに現場で苦労をされ、この冬の『スター・ウォーズ』新作にも大抜擢の様子。

『新世紀エヴァンゲリオン』の「庵野秀明」氏に関する知識をマッタク、持ち合わせていないので、詳細は控えるが、本作の監督就任には、相当の生命力を必要とした様だ・・・。同い歳生まれだ。
『エヴァ・・』の製作に6年もの間没頭し、その心労から鬱病を発症した・・、と“小屋”で販売するパンフにも、公式HPにも明記されている。


ワタシはといえば、20~30代後半迄、映像製作に多大な時間を費やしたが、猛烈に“孤独”であった事は否めない・・。


相談するヒトも、弱音を吐けるヒトも廻りに寄り付かず、ひたすら、その時の“経営者”の方の寵愛を連続して受け続け、“ハッタリ”と“虚構”で自分を塗り固め、前へ前へ、進む、というか、ズルズル,ズルズルしているしか無かった・・・。
それでも“若い故”許され、町場には倒れても、仕事の溢れている時代だった・・・。


今の自分の実年齢に照らしたら、この監督の様な体力も気力も知力もセンスも、ひとつも、その真似すら、適わないだろう・・・。

グラフィックス1深刻9
http://www.animatetimes.com/news/img.php?id=1472221960&p=1&n=11

何しろ、モノ凄い、気迫なのだ・・。ダレル場面が無い。

グラフィックス1深刻11

http://www.animatetimes.com/news/img.php?id=1472221960&p=1&n=5

328名にも及ぶ出演者を演出し、陸海空自衛隊の過去に類を見ない徹底支援と市区町村と関係各省庁、総理官邸官房への綿密緻密なシナハン、リサーチ、美術再現、肝心のグラフィクスとの整合・・・、猛烈な調整のもと完成へと、突き進んだのが想像される。

今後、世界100の国と地域で公開を予定しているそうだ・・。お時間の有る方は是非。

監督には再び、体調を崩されぬ事をお祈りする。
そう、深刻、では、無い?か・・・。

これが、アホダメおとこのプロフィール!

hata50

Author:hata50
中学時代、歌舞伎の尾上一門から派生した舞踊家のH氏(故人)に師事。舞踊集団菊の会在籍。
日本舞踊・民族舞踊・長唄・鼓・三味線を学び、高校在学中、実母の逝去に伴い裏方に転向、舞台音響家を目指し、現日本音響家協会理事・Y氏に師事。

ANBテレビ朝日報道局報道取材部アルバイトを経て正社員。制作助手、ENG機材営業を経て社員ディレクター第1号。後、作曲家筒美京平氏の従弟が経営する日本ビクター傘下の映像制作会社勤務。
「早見 優のアメリカンキッズ」他千葉テレビ情報生番組「MOONラビット」総合企画・演出。NTT,Nikon,三共製薬、ロータスジャパン、横浜ゴム、日立、三菱、JVC等東証一部上場企業の産業ビデオ多数演出。

後、映画監督で現日本映画監督協会専務理事G氏に師事。河合塾サテライト講座、朝日放送「素敵にドキュメント」「これは知ってナイト」「平成ふしぎ探検隊」他多数演出。
その縁で逸見政孝氏(故人)峰竜太氏、清水由紀子氏(故人)渡辺めぐみ氏らの発起人により、外国人妻と結婚。

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