ヤメディレクターの後悔懺悔粉飾人生 60過ぎた元全国ネット番組のディレクターで、外国人妻を持つアホ男の過去と今、「仕切り、仕切られる」激動の人生模様を続々更新! 次々と「小出し」に明かされる衝撃のパンドラの箱!!古い記事も充分、面白いデス!是非!
20数年前、クルマの運転を ”漫然 ”と要としたことがあった・・。
自分は必要なかったが、会社の上司に言われるがまま、ナントナク「テレビ朝日報道局」がハイヤー配車の提携先にしていた東京・目黒にあった「日の丸自動車」の教習所へ通った・・。
報道やら制作やら営業やら、こなしながらの時期とあまりにも「通学」行動自体が「クロスオーバー」してしまい、、自然と卒業予定と学科進度が噛み合わなくなってしまった・・。
東京・新宿都心から地下鉄で12分足らずの戦前から建つ家に住み、グーグルのストリートビューで観てもお解りいただけると思うが、一戸建ての家とてカーポートなんかありゃしない、青空駐車不可の超住宅密集地・・。
時は過ぎ、「クルマ」無くば、ヒトにあらず・・、のこの地方で、” 必要に駆られ ”この歳でクルマの免許を取得する破目になった・・・。
父親が若いときにナナハンで「自損事故」をし、
大怪我を負い、その教訓から「乗らないで、済むなら、乗らないでくれ」などと吹き込まれていたので、長年、「ヒトにあらず」であった・・。
最短で卒業し、最短で本免許に合格し、最短で「自家用車」での通勤を「開始」する・・。
ここ10年程の人生のなかでも難関度
BEST1に輝くミッション
である・・。
ひょえーーーっ

一刻も速く取得したくても、肝心の学校に入校の「枠」が無ければ意味の無い話・・。
当初、近所の愛知・西尾方面の「合宿免許」出発に空き枠ありとの話で、合宿仲介業者とクレジット契約をし、決済を終了してしたのに、前々日になって先方の学校の教官・研修会開催の都合でオーバーブッキング状態となり、西尾の教習所側がキャンセルを通告して来たらしい・・。
今更、立ち往生は困ると頼み込んだら、出発の前日になって、静岡・浜松の「合宿」なら空きが「在る」という・・・。
カミサンを2週間以上、放置することに成るのだが、これも結構オオゴトである・・。
然しながら、
ブーたれて、迷いあぐねる訳にも往かず、観念して「浜松」
へと半月のあいだ、出向く事と相成った・・。

名古屋のツインタワーも凄いがこの「アクトシティ・タワー」も充分凄い・・。
浜松中心部はは、都市のマクロ経済であるインフラ整備や、区画整理事業が行き届いておらず、繁華街の土地や建物の殆どが、個人地権者所有で、投資できる余地はかなり限定されている様だ・・。
名古屋市と静岡市に挟まれた地理的要因により、西武百貨店・丸井など関東勢は撤退、現在は駅前の遠鉄百貨店を残すのみである。

スズキやヤマハ、カワイ、ローランドといった大企業が本社を構え、製造品出荷額は2兆円を超えているのに、1本裏へ廻ると,道路はどこもかしこも狭小で、クシャクシャ・凸凹だ・・。
そんなデコボコ道やら極狭な道を駅から15分ほど往くと目指す学校はある・・。

自慢の教習車「BMW」。でか過ぎて左側の感覚を掴むのに苦労した・・。
http://www.sohgoh.co.jp/

教習期間中に「竣工」したピカピカの新校舎・・。夜の最期の授業を終えるとこんな感じ・・。
誰もいない・・。

14日間お世話に成ったホテル。夜の最期の授業を終え食事から戻るとこんな感じ・・。
夜10時をカンタンに廻る・・。
誰もいない・・・。

通常ならば、数ヶ月を要する「運転免許」教習を、僅か2週間で修得させるのだ・・。
これは、冗談抜きでキツカッタのだ・・。アタマん中は標識と法規だらけになる・・。
空き時間全てで筆記試験の練習問題を解き、短期間で「学科試験合格」のコツを掴む。
聞けば、皆、不眠に悩まされ、日に日に、疲弊してゆくのがお互い解かるのだ・・。
ただ、疲れても飲食に不自由しなかった・・。
この学校の凄いのは食事に新たな出費が一切不要なコト・・。



朝食はホテルバイキング、昼は丁寧に調理された学食、夜はホテル周辺の十数件の提携飲食店で利用出来る、千円分のクーポンをホテル・フロントで毎晩支給と、万全の体制なのだ。
クルマを3時間運転し、3時間学科講習を聞き、3時間テスト・・、このスケジュールを消化していたらあっと言う間に3キロも体重が増えてしまった・・。

わざわざこの合宿の為に、lenovoのタブレットPCをアマゾンで購入した・・・。
縦列駐車等、運転技術の解説ムービーや、グーグルMAPの機能で卒業試験走行時のバイパスの右折状況の確認等、大変に役立った・・。イイ買物をした・・。

関東地方からやって来た「タク」さん・・。この「旅」最高の出会いとなった・・。
本当に楽しいヒトで、「元気」をタクサン貰えた・・。聞けば母上は私と同い年

ジョー談でしょう・・・。
この風格で20歳も年下だって・・・。
一生「取らずに死ぬ」と思っていた「運転免許」だが、こんなに老けてから教習したインパクトはかなり大きいなァ・・。
実に大勢の19、20の夢と希望に溢れる若者たちを観た。・・この頃に戻れたらなァ・・・。
その有象無象の若者を教える大勢の「教官」の姿を見た・・。大変な「お仕事」である・。
宿舎のホテルでは毎朝、6時半には、山のような量と内容の朝食で準備に追われる「スタッフ」の姿を観た・・。
大変な「お仕事」である・・。
カミサンは黙々と毎夜残業をこなし、一度浜松までわざわざ着替えを持って会いに来た・・・。
そんな中でわたしは、やはり”漫然 ”と
ただの「バカおとこ」で居た・・・・。
自分は必要なかったが、会社の上司に言われるがまま、ナントナク「テレビ朝日報道局」がハイヤー配車の提携先にしていた東京・目黒にあった「日の丸自動車」の教習所へ通った・・。
報道やら制作やら営業やら、こなしながらの時期とあまりにも「通学」行動自体が「クロスオーバー」してしまい、、自然と卒業予定と学科進度が噛み合わなくなってしまった・・。
東京・新宿都心から地下鉄で12分足らずの戦前から建つ家に住み、グーグルのストリートビューで観てもお解りいただけると思うが、一戸建ての家とてカーポートなんかありゃしない、青空駐車不可の超住宅密集地・・。

父親が若いときにナナハンで「自損事故」をし、

最短で卒業し、最短で本免許に合格し、最短で「自家用車」での通勤を「開始」する・・。
ここ10年程の人生のなかでも難関度


ひょえーーーっ


一刻も速く取得したくても、肝心の学校に入校の「枠」が無ければ意味の無い話・・。
当初、近所の愛知・西尾方面の「合宿免許」出発に空き枠ありとの話で、合宿仲介業者とクレジット契約をし、決済を終了してしたのに、前々日になって先方の学校の教官・研修会開催の都合でオーバーブッキング状態となり、西尾の教習所側がキャンセルを通告して来たらしい・・。
今更、立ち往生は困ると頼み込んだら、出発の前日になって、静岡・浜松の「合宿」なら空きが「在る」という・・・。
カミサンを2週間以上、放置することに成るのだが、これも結構オオゴトである・・。
然しながら、





浜松中心部はは、都市のマクロ経済であるインフラ整備や、区画整理事業が行き届いておらず、繁華街の土地や建物の殆どが、個人地権者所有で、投資できる余地はかなり限定されている様だ・・。
名古屋市と静岡市に挟まれた地理的要因により、西武百貨店・丸井など関東勢は撤退、現在は駅前の遠鉄百貨店を残すのみである。

スズキやヤマハ、カワイ、ローランドといった大企業が本社を構え、製造品出荷額は2兆円を超えているのに、1本裏へ廻ると,道路はどこもかしこも狭小で、クシャクシャ・凸凹だ・・。
そんなデコボコ道やら極狭な道を駅から15分ほど往くと目指す学校はある・・。


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誰もいない・・。


夜10時をカンタンに廻る・・。
誰もいない・・・。


これは、冗談抜きでキツカッタのだ・・。アタマん中は標識と法規だらけになる・・。
空き時間全てで筆記試験の練習問題を解き、短期間で「学科試験合格」のコツを掴む。
聞けば、皆、不眠に悩まされ、日に日に、疲弊してゆくのがお互い解かるのだ・・。
ただ、疲れても飲食に不自由しなかった・・。
この学校の凄いのは食事に新たな出費が一切不要なコト・・。



朝食はホテルバイキング、昼は丁寧に調理された学食、夜はホテル周辺の十数件の提携飲食店で利用出来る、千円分のクーポンをホテル・フロントで毎晩支給と、万全の体制なのだ。
クルマを3時間運転し、3時間学科講習を聞き、3時間テスト・・、このスケジュールを消化していたらあっと言う間に3キロも体重が増えてしまった・・。


縦列駐車等、運転技術の解説ムービーや、グーグルMAPの機能で卒業試験走行時のバイパスの右折状況の確認等、大変に役立った・・。イイ買物をした・・。
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本当に楽しいヒトで、「元気」をタクサン貰えた・・。聞けば母上は私と同い年



この風格で20歳も年下だって・・・。

一生「取らずに死ぬ」と思っていた「運転免許」だが、こんなに老けてから教習したインパクトはかなり大きいなァ・・。
実に大勢の19、20の夢と希望に溢れる若者たちを観た。・・この頃に戻れたらなァ・・・。
その有象無象の若者を教える大勢の「教官」の姿を見た・・。大変な「お仕事」である・。
宿舎のホテルでは毎朝、6時半には、山のような量と内容の朝食で準備に追われる「スタッフ」の姿を観た・・。
大変な「お仕事」である・・。
カミサンは黙々と毎夜残業をこなし、一度浜松までわざわざ着替えを持って会いに来た・・・。

そんな中でわたしは、やはり”漫然 ”と


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「フジテレビジョン」の持つ「音楽番組製作力」は昭和の時代から常にギョーカイ最高峰であった・・。

(テレビ画面より)
唯一無二、他局の追随を許さない、楽曲に深く感情移入した独特の「カメラワーク」、「手の込んだ美術セット造形」、「楽曲の持つ世界観を色彩を持って空間に表現する照明演出」・・・。
日本のテレビ音楽番組製作においての自在なコンビネーション力は、間違いなく最先鋒であった・・。
そんな中、ご存知、長寿番組「HEY!HEY!HEY!」(CX)が放送終了を迎えた。
提供企業が、広告代理店を通じ、多額のお金を払い「自社宣伝」を多くのヒトに観て、購買して欲しい時間帯にもかかわらず、他の競合局番組か、インターネットか、スマホゲームかに「流失してしまい続け」、どんなに豪華なブッキングやスペシャル特番でテコ入れしても、立て直せなかったのである・・。

(テレビ画面より)
美術セットや照明デザインなど毎回、あたりまえに登場楽曲が入れ替わり、「使いまわし」には限度があるこれらに膨大な経費がのし掛かる・・。
構成作家を多数投入し、緻密にスタジオやステージを「飾り込む」「コスト」に対し、「観て欲しいヒトの人数」が、見合わないのだ・・。マコトに残念な話である・・。
昭和61年(1986年)頃のとある夜、わたしは東京・六本木の六本木通りから中国大使館に向かってテレビ朝日通りへ入ったスグの雑居ビルにあるスナックに居た・・。
6人も掛ければ一杯になるカウンター席とテーブル席が6卓・・。
薄暗く、狭い店内には「オカマ言葉」で話す小柄で細身のマスターとわたし、ほどなくナイロン製のスタッフジャンパーを着込んだ4人ほどの集団が席に着き
乾杯を始めた・・。
「FQ100発だってなァ!」
「すげーなァー!!」
「FQ」という言葉を聴き馴れたわたしは、彼らが「照明屋」さんであるコトに、スグに気付いた・・。
テレビ朝日では、前年の秋、
昭和60年(1985年)10月「ニュースステーション」を発足させ1年後のこの秋、音楽番組「ミュージックステーション」の製作を開始したばかり・・。

http://www.marumo.co.jp/
「FQ」 照明機材の仕込み・吊り込み作業の短縮を目指し、灯体の小型軽量化を追究した、「丸茂電機社」製の照明装置ベストセラー・スタンダード商品の総称。
宴会中の「照明」さん達は、コレを100台スタジオに吊り込むのがスゴイ、と言っているらしい・・。
当時、100台もの「FQ」はテレビ朝日には無かったと思われるのだが、スタジオの照明技術を請負っていた「共立」という、日本でも歴史の古い舞台照明会社から調達したのだろう・・。
まっ黒いスタジオカーテンを「暗幕・あんまく」と呼ぶが、この幕前に「FQ」を吊り込み客席に向け照射・・。

http://www.officiallyjd.com/about/
”驚く ”のは永きにわたり、特番編成以外では、「美術」や「照明」のデザインを殆んどイジラズ、つまり新規に創作せず「超超ワン・パターン」であることだ・・。
”驚く ”のは放送開始以来この「パターン」を代えずに、済ませている事実・・。
「NHKのど自慢」でもあるまいし「歌番組のセット」が数十年、『「FQ」100発スッゲーェ』って、専門学校出の新人スタッフに「飲み屋」」で未だに語らせているであろう事実に・・。
「バラエティ」「音楽」「報道」あらゆる場面で「フジ美術センター」(現フジアール)のような専門部署を永い間有せず、テレビ朝日は近年になってようやく、「テレビ朝日クリエイト」を立ち上げており、こうした事情に因り美術プロデュース力の「差」は美術各社のホームページを拝見しても「歴然」とするのだ・・。
例えば、みなさんが普段ご覧になる「徹子の部屋」「朝まで生テレビ」等の長寿番組のセットひとつ見ても独特の稚拙さがおわかり戴けるであろう・・。
今から24年前、「千葉テレビ放送」(CTC)のスタジオに出入りしていた時、同局の技術チーフディレクターに呼ばれ、美術セットの改装作業中のニューススタジオに案内された・・。
永く美術予算が採れず、スタジオ副調整室脇の予備室をやむなくニューススタジオとして利用していたのだが、やっと念願叶ったらしい・・・。
そこには「テレビ朝日」のニューススタジオと殆んど同様のデザインのセットが「縮小版」で立て込まれていたのだ・・。
わたしの出自をご存知のその技術チーフ氏は『ハタノさん、テレビ朝日の美術に頼んだんですヨ。』とニコニコ顔で語ったわけだが、内心呆れてしまった・・・。
「系列局」でも無い他局の依頼で、新規に造詣プロデュースする訳でも無く、「予算」が少ないとはいえ「意匠」の遣いまわしとは・・・。
報道局在籍当時、「テレビ朝日」は未だ系列局の「開局ラッシュ」で「新潟テレビ21」や「KKB鹿児島放送」に、よく、応援で派遣された。
東京から伺うと必ず局内設備を順に案内して戴くのだが、「ニューススタジオ」の美術セットは『「東京さん」に頼んだんですヨ
』と仰る・・。
そこには確かに「六本木」のそれと似た「意匠」のセットが組まれていた・・・。
系列なら判る・・。マンネリではナイ・・・。
「FQ」100発は、「照明」・「美術マ」ネージメントの進行そのものに忙殺され、その殆んどを下請けに外注して済ませ、「製作」は毎週の出演者のブッキングに忙殺され、「遣いまわし手法」の上に、トコロテン押し出し器の如く「タレント」を押し出し続けた、テレビマンとしては何の創造性・独創性も無い製作作業であったのだ・・。
第25回全日本マーチングコンテスト2012年11月18日 大阪城ホールで開催された。
「スカイA sports+」で今月放送された中継番組。

(テレビ画面より)
はじける青春のスマイル


(テレビ画面より)
いずれの学校も高度で独創的なフォーメーションの嵐


(テレビ画面より)
たとえ緑一色のコートでも「演者」の心が「ひとつ」なら観るものを圧倒するのだ・・。

(テレビ画面より)
「スカイA sports+」での再放映予定
第25回全日本マーチングコンテスト 前編
(2012/11/18 大阪城ホール) 1/1(火) 9:00~11:00 1/19(土) 13:00~15:00
第25回全日本マーチングコンテスト 後編
(2012/11/18 大阪城ホール) 1/2(水) 9:00~11:00 1/20(日) 13:00~15:00
少し長いけれど、熱演をご覧あれ


カラオケ・口パクのまんねり「長寿歌番組」よりも、ジャンルは違えども何十倍も楽しめたのだ・・。
「HEY!HEY!HEY!」のみなさま、お疲れ様でございました・・。
ちなみに、「ミュージックステーション」の番組オープニングで番組タイトルを英語で叫んでいるナレーターの方は、「ウォード・E・セクストン」さんと仰る方・・。
http://www.wardsexton.com/
東証一部上場企業のビデオ制作で、海外向けの「英語版」製作が必要になると必ず、自分の書いた台本の「翻訳とナレーション」をお願いしていた・・。美人で素敵な奥様にも大変、お世話に成った・・。
無理を申し上げて、ご自宅でインタビューをお願いしたこともあった・・。
元大リーグのプレイヤーでもあったスゴイ方なのだ・・・。当時超多忙の中、わざわざわたしと家内の結婚披露パーティーにもお見え戴いた。
ほんとうにありがとうございました・・・。



(テレビ画面より)
唯一無二、他局の追随を許さない、楽曲に深く感情移入した独特の「カメラワーク」、「手の込んだ美術セット造形」、「楽曲の持つ世界観を色彩を持って空間に表現する照明演出」・・・。
日本のテレビ音楽番組製作においての自在なコンビネーション力は、間違いなく最先鋒であった・・。
そんな中、ご存知、長寿番組「HEY!HEY!HEY!」(CX)が放送終了を迎えた。
提供企業が、広告代理店を通じ、多額のお金を払い「自社宣伝」を多くのヒトに観て、購買して欲しい時間帯にもかかわらず、他の競合局番組か、インターネットか、スマホゲームかに「流失してしまい続け」、どんなに豪華なブッキングやスペシャル特番でテコ入れしても、立て直せなかったのである・・。

(テレビ画面より)
美術セットや照明デザインなど毎回、あたりまえに登場楽曲が入れ替わり、「使いまわし」には限度があるこれらに膨大な経費がのし掛かる・・。
構成作家を多数投入し、緻密にスタジオやステージを「飾り込む」「コスト」に対し、「観て欲しいヒトの人数」が、見合わないのだ・・。マコトに残念な話である・・。

6人も掛ければ一杯になるカウンター席とテーブル席が6卓・・。
薄暗く、狭い店内には「オカマ言葉」で話す小柄で細身のマスターとわたし、ほどなくナイロン製のスタッフジャンパーを着込んだ4人ほどの集団が席に着き

「FQ100発だってなァ!」
「すげーなァー!!」
「FQ」という言葉を聴き馴れたわたしは、彼らが「照明屋」さんであるコトに、スグに気付いた・・。
テレビ朝日では、前年の秋、


http://www.marumo.co.jp/

宴会中の「照明」さん達は、コレを100台スタジオに吊り込むのがスゴイ、と言っているらしい・・。
当時、100台もの「FQ」はテレビ朝日には無かったと思われるのだが、スタジオの照明技術を請負っていた「共立」という、日本でも歴史の古い舞台照明会社から調達したのだろう・・。
まっ黒いスタジオカーテンを「暗幕・あんまく」と呼ぶが、この幕前に「FQ」を吊り込み客席に向け照射・・。


http://www.officiallyjd.com/about/
”驚く ”のは永きにわたり、特番編成以外では、「美術」や「照明」のデザインを殆んどイジラズ、つまり新規に創作せず「超超ワン・パターン」であることだ・・。
”驚く ”のは放送開始以来この「パターン」を代えずに、済ませている事実・・。
「NHKのど自慢」でもあるまいし「歌番組のセット」が数十年、『「FQ」100発スッゲーェ』って、専門学校出の新人スタッフに「飲み屋」」で未だに語らせているであろう事実に・・。
「バラエティ」「音楽」「報道」あらゆる場面で「フジ美術センター」(現フジアール)のような専門部署を永い間有せず、テレビ朝日は近年になってようやく、「テレビ朝日クリエイト」を立ち上げており、こうした事情に因り美術プロデュース力の「差」は美術各社のホームページを拝見しても「歴然」とするのだ・・。
例えば、みなさんが普段ご覧になる「徹子の部屋」「朝まで生テレビ」等の長寿番組のセットひとつ見ても独特の稚拙さがおわかり戴けるであろう・・。
今から24年前、「千葉テレビ放送」(CTC)のスタジオに出入りしていた時、同局の技術チーフディレクターに呼ばれ、美術セットの改装作業中のニューススタジオに案内された・・。
永く美術予算が採れず、スタジオ副調整室脇の予備室をやむなくニューススタジオとして利用していたのだが、やっと念願叶ったらしい・・・。

わたしの出自をご存知のその技術チーフ氏は『ハタノさん、テレビ朝日の美術に頼んだんですヨ。』とニコニコ顔で語ったわけだが、内心呆れてしまった・・・。
「系列局」でも無い他局の依頼で、新規に造詣プロデュースする訳でも無く、「予算」が少ないとはいえ「意匠」の遣いまわしとは・・・。

報道局在籍当時、「テレビ朝日」は未だ系列局の「開局ラッシュ」で「新潟テレビ21」や「KKB鹿児島放送」に、よく、応援で派遣された。


そこには確かに「六本木」のそれと似た「意匠」のセットが組まれていた・・・。
系列なら判る・・。マンネリではナイ・・・。
「FQ」100発は、「照明」・「美術マ」ネージメントの進行そのものに忙殺され、その殆んどを下請けに外注して済ませ、「製作」は毎週の出演者のブッキングに忙殺され、「遣いまわし手法」の上に、トコロテン押し出し器の如く「タレント」を押し出し続けた、テレビマンとしては何の創造性・独創性も無い製作作業であったのだ・・。



(テレビ画面より)




(テレビ画面より)




(テレビ画面より)


(テレビ画面より)

第25回全日本マーチングコンテスト 前編
(2012/11/18 大阪城ホール) 1/1(火) 9:00~11:00 1/19(土) 13:00~15:00
第25回全日本マーチングコンテスト 後編
(2012/11/18 大阪城ホール) 1/2(水) 9:00~11:00 1/20(日) 13:00~15:00
少し長いけれど、熱演をご覧あれ



カラオケ・口パクのまんねり「長寿歌番組」よりも、ジャンルは違えども何十倍も楽しめたのだ・・。

「HEY!HEY!HEY!」のみなさま、お疲れ様でございました・・。
ちなみに、「ミュージックステーション」の番組オープニングで番組タイトルを英語で叫んでいるナレーターの方は、「ウォード・E・セクストン」さんと仰る方・・。
http://www.wardsexton.com/
東証一部上場企業のビデオ制作で、海外向けの「英語版」製作が必要になると必ず、自分の書いた台本の「翻訳とナレーション」をお願いしていた・・。美人で素敵な奥様にも大変、お世話に成った・・。
無理を申し上げて、ご自宅でインタビューをお願いしたこともあった・・。

ほんとうにありがとうございました・・・。


