ヤメディレクターの後悔懺悔粉飾人生 60過ぎた元全国ネット番組のディレクターで、外国人妻を持つアホ男の過去と今、「仕切り、仕切られる」激動の人生模様を続々更新! 次々と「小出し」に明かされる衝撃のパンドラの箱!!古い記事も充分、面白いデス!是非!
「
キーモノ、キーモノ・・キモノガナラエル、ニホンワ〇ー。」

(Youtubeより)
世界最大手の総合広告代理店
『電通』が巧妙にバックアップし、自らを「販売仲介業」だと称する
着物屋のCMの季節がまたヤッテキタ。
秋と春に大量の電波広告出稿を実施し、“無料”を謳い文句に募集を掛ける。
以前このブログでユクユクは“破綻するビジネスモデル”であろうとわたしは予測した。
わたしが過去支店正社員として活動した日雇い派遣最大手「Goodwill」や介護の「コムスン」同様、創業の浅い全国に支店展開するベンチャーが一旦上場してしまうと、日々是“株主様の為”と会社運営そのものが売り上げ至上に傾倒し、数年かけてコンプラ崩壊し、地方のいずれかで法令逸脱が遅かれ早かれ必ず、始まるのだ・・。
現場に売り上げ邁進の“押し付け”が始まる。
直接の顧客や働く従業員では無く「世の中全て株主様の為」、に摩り替わっちゃう・・。
(Youtubeより)
かつてこの企業のCMに、
着付け教室“無料”の執拗な謳い文句に対して“胡散臭さを惹起”させるイメージを逆手に『おすぎとピーコ』さんらを登場させ、敢えて歌わせる自虐史観のバージョンすら存在した。

<修了生の皆さんへ協力のお願い>
春の受講者募集は、募集開始から約1カ月が経過しました。
お客様だけにご出演いただいたCMやチラシでしたが、芸能人を起用した時の反応より少ないという感じです。
しかし私は、この戦略に間違いはないと確信しています。
芸能人より修了生の皆さんが出演した方が、受講希望者がたくさん集まった!という結果をだしたいと思っています。
修了生の皆さん、どうか皆さんの力を貸してください。
当社は、2012年12月期に上場以来初めて通期赤字を計上してしまう残念な結果になり、上場への道どころではない!とお叱りの声もいただきました。自分への戒めという気持ちもあり、しばらくそのままにしておりましたが、ここで新しく「V字回復への道」に変更して綴り始めることに決めました。
赤字計上では、7,000名を超える株主の皆さんをはじめ、社員、多くのお取引先様に対して、ご心配とご迷惑をおかけしたと思いますし、最高経営責任者として心からお詫びします。
(日本和〇社長ブログより)
何のことは無い。結局“無料の着物着付け教室”への主婦たちの参画は、教える・買わせる・友人知人を誘い新たに教える為買わせる・・のスパイラルに陥る。
日頃マスメディアとゆかりも縁も無い主婦層に
テレビ出演を臭わせ、着物購入を競わせる。
売り上げが欲しいので、販売企画そのものが『1000人CM・超CM』となり、大勢が購入した着物を身に纏い“棒立ち”させた演出になる。一般にCM出演は数千円から数千万の契約料を演者に対し支払うが、ここは演者が身銭を切って
出演権利を得るのだ。

(テレビ画面より)
画面は現在放送中のCMバージョンだが左下に通いたい教室No1とある。
8秒に1個売れただの、通販型
自動車保険売り上げNo1だの顧客満足度No1だのと同じ演出手法の一種のまやかしである。文字が小さく判り難いと思うが、文脈冒頭の全国100万人を対象とした云々と最下行の1000人対象の調査は直説関係が無い誤解を招く不誠実な表記である。調査を実施した、とされる社団法人地域経済総合研究所も総務省所管の任意団体で、名義貸しの評議員からなるマンション事務所である。
購入価格・数量に応じて、着物モデル、ショー出演(歩くだけ)、地上波デジタルCM出演と平面媒体露出が“特典”として与えられる仕組みだが、それとて「登録料金」が発生し、素人ご婦人相手に「電通」がバックに居る、「電通」が居る、と“露骨”に喧伝する。
夢にマデ観たテレビ出演だ、ワタシなんかがムリ、と思っていたファッションショー出演だ、書店に並ぶのと同じクオリティの雑誌モデル(自社パンフ)だと煽るのだが、結局露出枠でアブレチャッタ購入者はネット上のYoutube配信で登場。
CMの時間枠も出稿予算も限りがあり、受講生募集のオンエア期間中テレビ出演が適うのは、着物を大量購入出来た、または買わせた限られた主婦の特権であり、出演機会の大半はネット上の視聴に限定されてくる。
ここが実態とカケハナレタ事実。Youtubeには猛烈な数の動画がエントリーされている。

(公式HPより)
大枚ハタイタ主婦の皆さんは、撮影現場の
ワクワク・ドキドキ感を敢えて“買わされる”格好・・。
一体何人の方がご自分でPC操作して撮影に参加したCMを堪能できるのやら・・。
着物購入促進の為、多くの催事を全国で展開し、大量の参加者動員を画策しているが、年間の売り上げグランプリ受賞者は、何の因果なのか
(実際は電通の因果)
アメリカ・ロサンゼルスで開催される全米テレビ芸術科学アカデミー主催の『エミー賞』受賞式に
4名が招待参加されるという、着物とは全く脈のナイご褒美が待ってる・・・・。
マ、目一杯高額なローンを組まされて株主の為に購入した
着物で正装するのもある一面“ヨロコビ”には違いないが・・。
でも、もうこのビジネスモデルの狂気がおわかりでしょうかねェ・・。「電通」が絵を描いた主婦層相手の呉服の着付け販売促進と
ロスの『エミー賞』って・・。
企画書って100ページくらいアルのかねェ?こみゅにけーしょんえくせれんすでんつー。あるたーりあいたーりあえあらいん。しゃちょーサン、でんつーにまるなげしてたら、ゴッソリぬかれっぱなしで、うりあげいじなんてムリだよーん!!

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古い記事もそれなりにプチオモシロイ、かもしれない『ヤメディレクターの後悔懺悔粉飾人生』




世界最大手の総合広告代理店


秋と春に大量の電波広告出稿を実施し、“無料”を謳い文句に募集を掛ける。
以前このブログでユクユクは“破綻するビジネスモデル”であろうとわたしは予測した。
わたしが過去支店正社員として活動した日雇い派遣最大手「Goodwill」や介護の「コムスン」同様、創業の浅い全国に支店展開するベンチャーが一旦上場してしまうと、日々是“株主様の為”と会社運営そのものが売り上げ至上に傾倒し、数年かけてコンプラ崩壊し、地方のいずれかで法令逸脱が遅かれ早かれ必ず、始まるのだ・・。
現場に売り上げ邁進の“押し付け”が始まる。

直接の顧客や働く従業員では無く「世の中全て株主様の為」、に摩り替わっちゃう・・。

かつてこの企業のCMに、


<修了生の皆さんへ協力のお願い>
春の受講者募集は、募集開始から約1カ月が経過しました。
お客様だけにご出演いただいたCMやチラシでしたが、芸能人を起用した時の反応より少ないという感じです。
しかし私は、この戦略に間違いはないと確信しています。
芸能人より修了生の皆さんが出演した方が、受講希望者がたくさん集まった!という結果をだしたいと思っています。
修了生の皆さん、どうか皆さんの力を貸してください。
当社は、2012年12月期に上場以来初めて通期赤字を計上してしまう残念な結果になり、上場への道どころではない!とお叱りの声もいただきました。自分への戒めという気持ちもあり、しばらくそのままにしておりましたが、ここで新しく「V字回復への道」に変更して綴り始めることに決めました。
赤字計上では、7,000名を超える株主の皆さんをはじめ、社員、多くのお取引先様に対して、ご心配とご迷惑をおかけしたと思いますし、最高経営責任者として心からお詫びします。

何のことは無い。結局“無料の着物着付け教室”への主婦たちの参画は、教える・買わせる・友人知人を誘い新たに教える為買わせる・・のスパイラルに陥る。
日頃マスメディアとゆかりも縁も無い主婦層に

売り上げが欲しいので、販売企画そのものが『1000人CM・超CM』となり、大勢が購入した着物を身に纏い“棒立ち”させた演出になる。一般にCM出演は数千円から数千万の契約料を演者に対し支払うが、ここは演者が身銭を切って
出演権利を得るのだ。


画面は現在放送中のCMバージョンだが左下に通いたい教室No1とある。
8秒に1個売れただの、通販型



CMの時間枠も出稿予算も限りがあり、受講生募集のオンエア期間中テレビ出演が適うのは、着物を大量購入出来た、または買わせた限られた主婦の特権であり、出演機会の大半はネット上の視聴に限定されてくる。
ここが実態とカケハナレタ事実。Youtubeには猛烈な数の動画がエントリーされている。


大枚ハタイタ主婦の皆さんは、撮影現場の


一体何人の方がご自分でPC操作して撮影に参加したCMを堪能できるのやら・・。
着物購入促進の為、多くの催事を全国で展開し、大量の参加者動員を画策しているが、年間の売り上げグランプリ受賞者は、何の因果なのか





マ、目一杯高額なローンを組まされて株主の為に購入した


でも、もうこのビジネスモデルの狂気がおわかりでしょうかねェ・・。「電通」が絵を描いた主婦層相手の呉服の着付け販売促進と


企画書って100ページくらいアルのかねェ?こみゅにけーしょんえくせれんすでんつー。あるたーりあいたーりあえあらいん。しゃちょーサン、でんつーにまるなげしてたら、ゴッソリぬかれっぱなしで、うりあげいじなんてムリだよーん!!

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いつの間にやら、
1月が終わってしまった・・。
皆さん、冷静に思い起こして戴きたい・・。
つい、この間、
大晦日では無かったか・・。
つい、この間、冷凍食品から農薬が検出され、捜査が混迷したのでは無かったか?してないか・・。
気が付けば、このうんこブログに
30000回
ものヒットを繰り返して戴いたのだが、うっかり、御礼を申し上げるのを忘れてタイミングを逃してシマッタのだ。
いやはや皆様、
ほんとうにありがとうございます!!
一昨年の暮れ、慌ただしく自動車免許を取得し、慌ただしく軽自動車を購入後,一年があっという間に経過してしまっていた。
その乗り心地に若干、不満を感じていた先日、自宅から徒歩5分の処に在るトヨタのディラーさんと

展示場前でバッタリ出くわした。
「その後、オクルマの調子は如何ですか?」
「アー、一応満足ですが、今度はもう少しゆったりしたセダンに乗りたいですねェ、小回りが利いて・・。」
別れた2日後、「大至急電話クダサイ!!」と家の留守電にメッセージが在った。
わたし好みのセダンを用意したので観に着て欲しいという・・。
「うわァ、メンドクサイ事に成ったなぁー・・。」
そう思いつつ、近所過ぎて断る理由が無いまま、展示場へ向かった。
イイクルマだった・・。その週末カミサンを案内した。
「イイジャン・・。」カミサンが微笑んだ。トヨタマンも一緒に微笑んだ。
ヒトのイイわたしは、
消費税UPを目前に控えたこの冬、そのセールス・マン氏の口車に乗せられ、あっと言う間にクルマを買い換えるコトと成った・・。
一晩の内にそのチョーやり手セールス・マン氏は、わたしの軽自動車の次のオーナーと成るヒトを探して来てしまい、「台車を出すからハタノサン、クルマを明け渡してクダサイ」とあっと言う間に手配を済ませた・・・。
「ヒョエー
ショーバイ旨すぎますぜ
」
わたしに“購入”を微塵も躊躇させない超特急作戦なのだ。

ジジイの仲間入りを果たした・・。
このモーレツセールス・マン氏は、あっと言う間に、ワタシの乗っていた中古車も含め計2台を1月末ギリギリの
「初売りセール」の僅か数日で捌いて見せた。
採りあえずイイ買い物をした・・。

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皆さん、冷静に思い起こして戴きたい・・。
つい、この間、

つい、この間、冷凍食品から農薬が検出され、捜査が混迷したのでは無かったか?してないか・・。
気が付けば、このうんこブログに


いやはや皆様、


一昨年の暮れ、慌ただしく自動車免許を取得し、慌ただしく軽自動車を購入後,一年があっという間に経過してしまっていた。
その乗り心地に若干、不満を感じていた先日、自宅から徒歩5分の処に在るトヨタのディラーさんと



「その後、オクルマの調子は如何ですか?」
「アー、一応満足ですが、今度はもう少しゆったりしたセダンに乗りたいですねェ、小回りが利いて・・。」
別れた2日後、「大至急電話クダサイ!!」と家の留守電にメッセージが在った。
わたし好みのセダンを用意したので観に着て欲しいという・・。

そう思いつつ、近所過ぎて断る理由が無いまま、展示場へ向かった。
イイクルマだった・・。その週末カミサンを案内した。
「イイジャン・・。」カミサンが微笑んだ。トヨタマンも一緒に微笑んだ。
ヒトのイイわたしは、

一晩の内にそのチョーやり手セールス・マン氏は、わたしの軽自動車の次のオーナーと成るヒトを探して来てしまい、「台車を出すからハタノサン、クルマを明け渡してクダサイ」とあっと言う間に手配を済ませた・・・。
「ヒョエー



わたしに“購入”を微塵も躊躇させない超特急作戦なのだ。

ジジイの仲間入りを果たした・・。
このモーレツセールス・マン氏は、あっと言う間に、ワタシの乗っていた中古車も含め計2台を1月末ギリギリの

採りあえずイイ買い物をした・・。

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昔、映像業界に居た当時、おかしなディレクター氏が居た。
テレビドラマ作品なら脚本家、
映画作品にも脚本家、情報番組なら構成作家、報道なら担当記者が構成と編集、それにナレーション原稿も手掛ける。
唯一、産業映画については、企業から依頼された案件に基づき、ディレクターが企画構成・提案し了承を経てその大半は自らが「構成台本或いは構成絵コンテ」を手掛ける事になるのがギョーカイのスタンダードであった。
ところが、わたしの知るあるディレクター氏は「現場での演出」は自分でやるが、構成台本は自分専属のライターに依頼する、という・・・。(文章構成力が無きゃ、撮影現場やナレーション収録時に原稿の手直しもデキナイじゃナイカ・・、非力な変わった奴
)

(テレビ画面より)
彼は東京都内の映像製作会社に在籍した当時からフリーランサーと成っても大分長く、
ゴーストライター・スタイルを踏襲し続けた。電話で一旦仕事を請け負い、名詞交換を済ませ、代理店を交えたスタッフ会議に参加し、スポンサー企業側のオリエンテーションが終了し、いざ構成台本の第一稿提出の段になり・・。
「あのー、お断りしておきたいんですが、
ボク自分で台本を書きませんので・・。」
「は?」
「台本は一緒にやってる
ヒトが書きますんで・・。」
「えっ?あなたが書かないの?」
「いつもそういうヤリカタなんで・・。」
「誰と書くの?」
「イヤ、いつも頼んでるヒトが要るモンデ・・。」
「・・・・。まぁ、いいけど・・。」
こんな感じで一体何処の誰が彼の代わりに台本を「執筆」しているのかは、何故か頑なに明かそうとしない。
それでも
「バブル経済」に沸いた時代、産業映画の分野は企業からの「依頼」が広告代理店に溢れ、何処の誰もが皆、複数の製作を抱え込んでいた状況下では、その「謎の執筆者」の正体を追い込もうとはしなかった・。
やがて「バブル」が弾け、わたしも結婚後、プロデューサー職として東京・青山の映像製作会社に転籍した・・。
その会社は技術部門こそ放送局直結のスタジオ運営や中継業務を華やかに担うが、肝心の製作部門の方は、ほぼ100%産業映画・ビジネスビデオに売り上げ依存・特化した部署。
テレビの“テ”の字も無かったカイシャ。
就社後ホド無くして、部内に抱える「社員ディレクター」だけでは手が回らない状況にナッタ・・・。
東京都郊外に在った巨大な専門学校の映像による学校案内に対応するディレクター探し・・・。
膨大な名詞ファィルを捲りながら、片っ端から電話を掛け捲ったがあいにくスケジュールを割いてくれる人物が見当たらない・・。打ち合わせまでに時間が無く、誰かを連れて行かねばならない。
振る駒ナシの挙句、観念して避けていたゴーストライター付きディレクター氏に演出を依頼さざるを得なくナッタ・・。
数日後、数年ぶりに会ったディレクター氏は表参道に程近いわたしの会社に、驚いたコトに工事現場で着るような紺色の“ドカジャン”を纏って現れた


http://www.tokyo-date.net/machi_omotesandou/
その彼と晴れた日の午後、打ち合わせの帰りに「青山通り」を歩いていたら、バッタリ以前同じ築地の製作会社で働いた後輩ADクンと出くわした。(早見 優氏にスタジオから出ろと交替を迫られた彼、当ブログ記事参照)
『うわァ、オハヨウゴザイマス!!お久しぶりです、ハタノサン!!』
『おー、久しぶりィー。』
『アレ?(ドカジャンのディレクター氏に目をやり)〇〇サン、ナニやってんスか??』
『ハタノサンの、ガードマン!!』
やっぱり、人選誤ったかなァ・・。

(テレビ画面より)
かつてわたしが精通した“ショーワ時代の産業映画・ビジネスビデオや舞台、ゲイノー事務所関係には、割とこういうイデタチノヒトは多かったように思う。
“ロン毛”はさておいてサングラス、一見クールそうに見えるが何のことは無いグラス越しにしか自らの“
瞳”を見せられない対人恐怖と深層でのコンプレックスの表れ・・。
説明がかなり長くなるので今回は大幅に省くが、子供の頃に立った舞台のフィナーレで、本来自分達の持つ小道具と先輩方があらかじめ準備した小道具とが同様の形状な事から判別が付かなくなり、舞台に出る“キッカケ”を失い“出トチリ”した事があった・・。
舞台袖で立ち往生し、背後から罵声が飛んだ『出なさい
』と手拍子で送り出され、万雷の拍手で幕を閉じたが、緞帳幕が閉じると同時にサングラスにロン毛のマネージャーがスッと奔りより『ナァにやってンダァ
』
と全くの手加減無くイヤと言う程顔面殴打され、舞台上に小柄な身体が吹き飛んだ・・。

http://jp.freepik.com/free-photo/theatre-stage_348939.htm
一緒に“出トチリ”した子は泣いてしまった・・。
小道具が舞台袖に先輩後輩各々漫然と置かれ、特段のルール設定も無い中で、一瞬「ヒトのをウッカリ使ってシマッタラ
、ソノ先輩が困る」とほんの数秒間逡巡したことがミスを招いた。
およそ10年後くらいだったか、そのマネージャーが“失明”した、と聞いた・・。
あの不気味なサングラスの奥に鈍く光る澱んだ“目”、その目が光を失ったのだ・・。
同情する気持ちが全く涌かなかった・・・。
カミサンと東京で知り合う直前に、大阪・朝日放送の全国ネット番組でお世話に成った東京・新宿の製作会社には、上記画像の男性の髪を若干、ウェーブを残す程度にキモ悪く短くし、もっと濃くアゴヒゲを蓄えたディレクター氏が居た・・。年の頃なら三十代後半、若干わたしより年上の挙動の変なヒトだった・・。
何か話す度に、その場の空気を全部引き篭もらせても尚、その空気さえ読めないトンデモナイ方・・。
中途でテレビ朝日報道から転職し、バブル期の数多くの産業映画・ビデオの類いを手掛けた直後で、面接時にその多くの作品をダイジェストVTRで上司連中に試写した・・。
そのキモアゴヒゲディレクター氏は、わたしの上場企業の業務ばかりを手掛けた経歴が短縮されたデモビデオにショックを受けたようで、入社早々にわたしを飲み屋に誘い出した・・・・。

http://www.ashinari.com/2011/08/31-349925.php?category=173
『アノ、ビデオ、ホントウニぜーんぶ君がヤッタノカ?』
『ハァ・・。』
実は、ココだけの話、ビデオの中に自分の演出では無いモノも多数含んでいまして・・、てな告白でも期待いしたのだろうが、会話はそこで途絶えた・・。(考えてみれば失礼な質問だが)
このキモアゴヒゲディレクター氏、余程ワタシに対し気後れしたと見え、入れ替わりに突然、似合わない濃紺のダブルスーツに身を包み出社し、わたしにはタイシタ挨拶も無く退職した・・。
そうやって急に居なくなった割には、半年一年と空けず事務所に何かを求めるかの如く“様子伺い”の電話してきて、
『危急存亡の時は駆け付けますから、ナンデモ要って下さい!』とノタマイ、その度社長の失笑を買い続けた・・。
ハイ、ハイ、みなさん
髭、剃って、グラサン、外せ!!

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古い記事もそれなりにプチオモシロイ、『ヤメディレクターの後悔懺悔粉飾人生』


唯一、産業映画については、企業から依頼された案件に基づき、ディレクターが企画構成・提案し了承を経てその大半は自らが「構成台本或いは構成絵コンテ」を手掛ける事になるのがギョーカイのスタンダードであった。
ところが、わたしの知るあるディレクター氏は「現場での演出」は自分でやるが、構成台本は自分専属のライターに依頼する、という・・・。(文章構成力が無きゃ、撮影現場やナレーション収録時に原稿の手直しもデキナイじゃナイカ・・、非力な変わった奴



彼は東京都内の映像製作会社に在籍した当時からフリーランサーと成っても大分長く、

「あのー、お断りしておきたいんですが、

「は?」

「台本は一緒にやってる

「えっ?あなたが書かないの?」
「いつもそういうヤリカタなんで・・。」
「誰と書くの?」

「イヤ、いつも頼んでるヒトが要るモンデ・・。」
「・・・・。まぁ、いいけど・・。」

こんな感じで一体何処の誰が彼の代わりに台本を「執筆」しているのかは、何故か頑なに明かそうとしない。
それでも


その会社は技術部門こそ放送局直結のスタジオ運営や中継業務を華やかに担うが、肝心の製作部門の方は、ほぼ100%産業映画・ビジネスビデオに売り上げ依存・特化した部署。
テレビの“テ”の字も無かったカイシャ。
就社後ホド無くして、部内に抱える「社員ディレクター」だけでは手が回らない状況にナッタ・・・。
東京都郊外に在った巨大な専門学校の映像による学校案内に対応するディレクター探し・・・。
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膨大な名詞ファィルを捲りながら、片っ端から電話を掛け捲ったがあいにくスケジュールを割いてくれる人物が見当たらない・・。打ち合わせまでに時間が無く、誰かを連れて行かねばならない。
振る駒ナシの挙句、観念して避けていたゴーストライター付きディレクター氏に演出を依頼さざるを得なくナッタ・・。
数日後、数年ぶりに会ったディレクター氏は表参道に程近いわたしの会社に、驚いたコトに工事現場で着るような紺色の“ドカジャン”を纏って現れた



http://www.tokyo-date.net/machi_omotesandou/
その彼と晴れた日の午後、打ち合わせの帰りに「青山通り」を歩いていたら、バッタリ以前同じ築地の製作会社で働いた後輩ADクンと出くわした。(早見 優氏にスタジオから出ろと交替を迫られた彼、当ブログ記事参照)
『うわァ、オハヨウゴザイマス!!お久しぶりです、ハタノサン!!』
『おー、久しぶりィー。』
『アレ?(ドカジャンのディレクター氏に目をやり)〇〇サン、ナニやってんスか??』
『ハタノサンの、ガードマン!!』
やっぱり、人選誤ったかなァ・・。



かつてわたしが精通した“ショーワ時代の産業映画・ビジネスビデオや舞台、ゲイノー事務所関係には、割とこういうイデタチノヒトは多かったように思う。
“ロン毛”はさておいてサングラス、一見クールそうに見えるが何のことは無いグラス越しにしか自らの“

説明がかなり長くなるので今回は大幅に省くが、子供の頃に立った舞台のフィナーレで、本来自分達の持つ小道具と先輩方があらかじめ準備した小道具とが同様の形状な事から判別が付かなくなり、舞台に出る“キッカケ”を失い“出トチリ”した事があった・・。
舞台袖で立ち往生し、背後から罵声が飛んだ『出なさい







http://jp.freepik.com/free-photo/theatre-stage_348939.htm
一緒に“出トチリ”した子は泣いてしまった・・。
小道具が舞台袖に先輩後輩各々漫然と置かれ、特段のルール設定も無い中で、一瞬「ヒトのをウッカリ使ってシマッタラ
、ソノ先輩が困る」とほんの数秒間逡巡したことがミスを招いた。
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およそ10年後くらいだったか、そのマネージャーが“失明”した、と聞いた・・。
あの不気味なサングラスの奥に鈍く光る澱んだ“目”、その目が光を失ったのだ・・。
同情する気持ちが全く涌かなかった・・・。
カミサンと東京で知り合う直前に、大阪・朝日放送の全国ネット番組でお世話に成った東京・新宿の製作会社には、上記画像の男性の髪を若干、ウェーブを残す程度にキモ悪く短くし、もっと濃くアゴヒゲを蓄えたディレクター氏が居た・・。年の頃なら三十代後半、若干わたしより年上の挙動の変なヒトだった・・。
何か話す度に、その場の空気を全部引き篭もらせても尚、その空気さえ読めないトンデモナイ方・・。
中途でテレビ朝日報道から転職し、バブル期の数多くの産業映画・ビデオの類いを手掛けた直後で、面接時にその多くの作品をダイジェストVTRで上司連中に試写した・・。
そのキモアゴヒゲディレクター氏は、わたしの上場企業の業務ばかりを手掛けた経歴が短縮されたデモビデオにショックを受けたようで、入社早々にわたしを飲み屋に誘い出した・・・・。

http://www.ashinari.com/2011/08/31-349925.php?category=173
『アノ、ビデオ、ホントウニぜーんぶ君がヤッタノカ?』
『ハァ・・。』

実は、ココだけの話、ビデオの中に自分の演出では無いモノも多数含んでいまして・・、てな告白でも期待いしたのだろうが、会話はそこで途絶えた・・。(考えてみれば失礼な質問だが)
このキモアゴヒゲディレクター氏、余程ワタシに対し気後れしたと見え、入れ替わりに突然、似合わない濃紺のダブルスーツに身を包み出社し、わたしにはタイシタ挨拶も無く退職した・・。
そうやって急に居なくなった割には、半年一年と空けず事務所に何かを求めるかの如く“様子伺い”の電話してきて、
『危急存亡の時は駆け付けますから、ナンデモ要って下さい!』とノタマイ、その度社長の失笑を買い続けた・・。
ハイ、ハイ、みなさん



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古い記事もそれなりにプチオモシロイ、『ヤメディレクターの後悔懺悔粉飾人生』
以前にもご紹介したが、フィリピンの姪が大型客船の乗務の為、台北経由でロスアンゼルスに向かいマイアミからのクルーズ業務に就いたようだ・・。

チョイの間の休憩時に仲間のクルーらと共に写したスナップが、皆一様にわたしが高校生の頃、「宇崎竜童」氏や「横浜銀蝿」らが掛けていたような昔ながらのフォルムの“サングラス”なのが笑える・・。
(向かって一番左端が姪)
どうやら、「Ray-Ban」製の“サングラス”は流行りだそうなのだが、も少し今風の洒落たスポーティーなものを何故選ばないのだろう
と思う・・。
前回のブログ記事で、“サングラス”にまつわるお話をさせていただいたが、どーにもこの型の“サングラス”を視ると子供の頃にテレビで観た蝿男を秒速で連想してしまう・・。
わたしが小中学生の当時、「東京12チャンネル」(現テレビ東京TX)の「2時のロードショー」(昭和57年・1982年~平成6年・1994年)で繰り返し放送されていたのを思い出すワケだが、この特殊造形は、子供の目には相当なインパクトが在り、ハジメテ観た時のショックは未だに拭えないのだ・・。
下水道が完全に普及したいまでこそ見かけるコトは殆ど無い“金蝿”なんぞは、まだこの当時は東京のわたしの自宅界隈でも、当たり前にそこいらを「ブン、ブン」言わせながら飛び回っていたものだ・・。

『蝿男の恐怖』20世紀FOX(昭和33年・1958年)
さて
冬季オリンピックもアッと云う間に終了し、いやはや3月を迎えようとしているではナイカ


競技開催期間中、国際放送映像の至る所に「Panasonic」のロゴマークがミキレテいたなァ・・。


(テレビ画面より)
「リバースエンジニアリング」なる模倣主義により、欧米製品を分解・分析し品質に更なる磨きをかけた商品開発を実行するのが当たり前であった昭和時代。

テレビ、冷蔵庫等の家電製品は全国津々浦々に5万店もの圧倒的販売網を誇った「松下電器」は別名「ナショナル」とも呼ばれ、更には「マネシタデンキ」とも揶揄された。他社が開発した新商品を模倣して販売すれば、どんな家電製品でも国内トップの販売店数に依り27%程のシェアを確保した・・。
然しながらそれも今や昔のハナシ・・。巨額の損失を大規模な資源集中により固定費圧縮を敢行し、売り上げ原価率引き下げとアベノミクス等の相乗効果が奇跡の業績回復へと導いたようだ。

ついこの間、またまたオリンピック最上位スポンサーに契約しちゃった。



(同社公式HPより)近年、五輪の会場内外設備は「Panasonic」だらけ・・。
過去の家電王国時代のようなグローバルなモチーフは、スグサマ他国勢に猛追・模倣されるので慎重に戦略転換しているようにも伺える。
一方では法人客・放送局向けを中心とするプロフェッショナル・ソリューション部門が着実に業績を伸ばしているようだが、五輪最上位スポンサーの巨額な冠費用が“影”を落とすのだ・・。
増税と4月以降の需要反動、そして今でも充分な画質である「HDハイビジョン方式」を更に画素数を倍増させた「UHD/Ultra High Definition Television」にマニアックに格上げし、今から6年もあと、東京五輪開催に向けての販売拡大を目論んでいるのだ・・。
今でもじゅうーぶんなのに、又もや“新しいウルトラ・テレビジョン”を買い替えさせられるワケだが、そん時は正に“税金の塊板”を掴まされるコトになるんだなァ・・。

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古い記事にも“蝿”がタカッテル、『ヤメディレクターの後悔懺悔粉飾人生』



(向かって一番左端が姪)
どうやら、「Ray-Ban」製の“サングラス”は流行りだそうなのだが、も少し今風の洒落たスポーティーなものを何故選ばないのだろう


前回のブログ記事で、“サングラス”にまつわるお話をさせていただいたが、どーにもこの型の“サングラス”を視ると子供の頃にテレビで観た蝿男を秒速で連想してしまう・・。
わたしが小中学生の当時、「東京12チャンネル」(現テレビ東京TX)の「2時のロードショー」(昭和57年・1982年~平成6年・1994年)で繰り返し放送されていたのを思い出すワケだが、この特殊造形は、子供の目には相当なインパクトが在り、ハジメテ観た時のショックは未だに拭えないのだ・・。

下水道が完全に普及したいまでこそ見かけるコトは殆ど無い“金蝿”なんぞは、まだこの当時は東京のわたしの自宅界隈でも、当たり前にそこいらを「ブン、ブン」言わせながら飛び回っていたものだ・・。

『蝿男の恐怖』20世紀FOX(昭和33年・1958年)
さて








「リバースエンジニアリング」なる模倣主義により、欧米製品を分解・分析し品質に更なる磨きをかけた商品開発を実行するのが当たり前であった昭和時代。

テレビ、冷蔵庫等の家電製品は全国津々浦々に5万店もの圧倒的販売網を誇った「松下電器」は別名「ナショナル」とも呼ばれ、更には「マネシタデンキ」とも揶揄された。他社が開発した新商品を模倣して販売すれば、どんな家電製品でも国内トップの販売店数に依り27%程のシェアを確保した・・。
然しながらそれも今や昔のハナシ・・。巨額の損失を大規模な資源集中により固定費圧縮を敢行し、売り上げ原価率引き下げとアベノミクス等の相乗効果が奇跡の業績回復へと導いたようだ。






過去の家電王国時代のようなグローバルなモチーフは、スグサマ他国勢に猛追・模倣されるので慎重に戦略転換しているようにも伺える。
一方では法人客・放送局向けを中心とするプロフェッショナル・ソリューション部門が着実に業績を伸ばしているようだが、五輪最上位スポンサーの巨額な冠費用が“影”を落とすのだ・・。
増税と4月以降の需要反動、そして今でも充分な画質である「HDハイビジョン方式」を更に画素数を倍増させた「UHD/Ultra High Definition Television」にマニアックに格上げし、今から6年もあと、東京五輪開催に向けての販売拡大を目論んでいるのだ・・。

今でもじゅうーぶんなのに、又もや“新しいウルトラ・テレビジョン”を買い替えさせられるワケだが、そん時は正に“税金の塊板”を掴まされるコトになるんだなァ・・。

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