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予想外・・。/BSの全国放送なんかでやってはいけない番組10選①。  

一部の方はご覧になったと思うが、一連の彼の地での斬首・火刑映像はその存在自体、予想外で異様な世界であった・・。

すべてが、予想外の顛末・・・。


思い起こせば、こうした猟奇的・残忍な事案は従来、過去国内での事件に限定するならば、そうした「映像」そのものが我々の目に触れる事は皆無であった。

古くは愛する男の性器を切り取りふところに隠し持っただの、銀行強盗に押し入って人質の耳を切り落とさせただの、帰宅途中の学生を拉致・数週間監禁集団暴行致死の上ドラム缶に詰めただの、児童の生首を小学校校門に置いただの、およそそのおぞましい光景は、いずれも事件を精査した新聞記事に依ってのみ伝聞された。

今回は新聞記者を介さず、斬首映像の向こう側に、直接「聖戦」の当事者達が居たのだ・・・。

1995年(平成7年)全米興行成績4週連続1位を記録した映画『セブン』("Se7en")はデヴィッド・フィンチャー(David Fincher)監督による、キリスト教の「七つの大罪」「暴食」、「強欲」、、「肉欲」、「憤怒」、「怠惰」、「嫉妬」、「傲慢」をモチーフに、連続猟奇殺人鬼を追う刑事を描くハリウッド映画。
映画終盤、血まみれで警察に自主して来た殺人鬼により、送電線鉄塔の立ち並ぶ荒野へと案内される。

そこへ赤い土煙の中猛スピードで現れる宅配便業者から手渡された紙箱の中に、“己の妻の生首”の存在を知った若手刑事の、絶望・嗚咽する衝撃的ラストシーンで終わる有名な作品。

グラフィックス1首
グラフィックス1首2
グラフィックス1首3
グラフィックス1首4
いずれもYoutubeより

紙箱の中の生首を敢えて見せず、殺された妻のカメラ目線の顔を僅か0.5秒のカット・バックで挟み、悶絶の表情の若手刑事と、ひたすら狼狽する黒人老刑事の迫真の演技が、観る者の混乱と興奮を誘う・・。


やたら重火器・爆薬に予算を使い、そのくせチープなシナリオのハリウッドB級映画でも、テロリストが人質の処刑後、血の海の遺体の上に生首を置くカットはなかなか描かない。


モザイクの無い斬首画像、予想外の結末・・・。


翻って「イスラム」から遠く離れた我が居住地県。

県下28市14町2村、人口740万人。
県内の建売住宅着工件数順位、我が市は20位・200戸、注文住宅は10位・619戸。

そのの中で、目下在住する市内の全世帯の35.2%がわたし同様の賃貸住宅住まい。


我が家から徒歩15分の駅前から、僅か3分の所に新築分譲住宅が完成!!
以前は自動車部品の零細なプレス工場だった敷地。
保育園・幼稚園・小中高が隣接しトヨタ御殿の居並ぶ閑静な住宅区域。
グラフィックス1くび10
物件はそれぞれ27.53坪3380万円~35.11坪3480万円、決して広い物件では無い。
このあたりにしては、狭い土地にせめぎ合う感じ・・。

然しながら、この新築住宅、完成から1年が経過しても尚、一向に売れる気配が無い。

グラフィックス1くび11

それもその筈、忍ばずの池・・。

グラフィックス1くび12
目の前はこの地域の零細な葬儀会館の駐車場。
画像の淡いブルーの細長い建物がその駐車場横に建つ葬儀会館。
箱があまりに小さいので葬儀の利用は殆ど無い。年間二桁以下か・・。
年がら年中、喪服の人が神妙な顔つきで行き交う、という程繁盛していないのだが地元の人はまずこんな場所には住まない。

分譲を企画したのはアノ「宮沢りえ」氏がCMデビューした大手不動産会社。


プロの不動産屋さんが、「完売苦戦する予想をしない」トコが、予想外・・・。


で、新コーナー。
『BS全国放送でやってはいけない番組10選①』

日本のテレビのウチ、地上波はメジャーであり、上場企業や地方企業がスポンサードし、潤沢なる製作資金を持ち、「万人受け」の方向性を持つ。
例え「マイナー」な企画であっても、広告代理店の「ご意向」が関わり、一定の「マーケット」が確定している。


「CS波」はもともと国の「通信政策」の流れを組み、半島部や山間部の多い島国独特の地形を、居住区単位でケーブル敷設によりカバーする、極めて「ローカル」なメソッドである。
過疎地、都市部丘陵の新興住宅地など、マーケットが都市単位。

「BS波」は地上波デジタル普及の遥か以前に、やはり国策で目指したのは、同様に一部難視聴対策の向きもあるが、「ハイビジョン送受像機産業の興隆と高精細放送技術の確立普及」。

長らく国営と民間(WOWWOW)の単独事業だったものが衛星中継器の拡充により、既に地上波利権を持つ大手テレビ局を中心にチャンネル権が割り当てられた。

一気にHDデジタル多チャンネル時代へと流れ込んだが、そんな最中昨年秋「BSスカパー!」のおまけチャンネルがサービス内容をリニューアル。

10年程前から右肩上がりの解約率上昇にブレーキを掛ける為、スクランブルを掛けている有料チャンネルの同時刻無料配信や、オリジナル新作ドラマ・低予算のオリジナルスタジオバラエティの投入といった、手間の掛かるサービスを開始。

今年1月の累計だが、全契約者305万人のうち、新規契約者約3万人、コンテンツの放送開始・終了に合わせて、一度視聴を辞めて戻って来る再契約者6100人、視聴を解約する人約4万5千人・・・・。

こんなコトが毎月繰り返されるのだ・・・。・・・大変な事務労力だ。

このドサクサに紛れ、本来ならニッチな地上波ローカル局で、十数万円程度の売り掛けで誕生しそうな、安価な放送機材・安価な製作人件費で製作された「プアー・プロダクション」が、「BS波」を使用した「おまけチャンネル」に乗り、放送されている。

これが、気に入らない。
たとえお安く創られてても、「質」が高く、娯楽性・教養性が高く、制作者が一生懸命、丁寧に手抜きして創るものなら、それは素敵なのだ。

違う。ピンハネされて、現場が雑なのが、宜しくない。


大阪の商業複合ビルのイベント催事として「MUSIC JAPAN TV」なる番組供給会社の自主制作イベント。
『LIVE μ』なる番組。

グラフィックス1くび25
テレビ画面より
予算の無いイベントやテレビの典型・・・、「奥行きの無い美術装置」。

舞台先端からヒトひとり立つとスグ壁。
しかも狭い会場、狭いステージで収録本番中という最中、番組進行の”絵ヅラ”とは何ら関わり無く、舞台進行として長身の私服スタッフの坊や達が常にウロウロ・・。

催事の収録場所は大阪だが番組供給会社は東京・港区南青山に在る。

「Facebook」上に局のオフィシャル・HPを持つが、殆ど視聴者のレスポンスが無い
経営母体は、かの有名な昭和53年創業の「リットーミュージック」なる老舗総合音楽出版社も持つメディア・グループなのだが、近年の活字出版事業の大幅な業績悪化が、新興のIT部門のアシを引っ張る結果に・・・。


グラフィックス1くび26
テレビ画面より
撮影技術を持たない製作助手や演出ディレクターが、片手間に画質調整して素人でも使いこなせるチープ・カメラでの収録。
今やこうした低予算番組の現在の主流・・・・。

この番組の収録スタッフが撮影技術会社のプロスタッフとは思えない。(そんな手配予算は更に粗利を下げる)
その証左に番組終了時のスタッフ・クレジットが一切無い。
グラフィックス1くび21
くび22
グラフィックス1くび20
テレビ画面より
画面上から①カメ、②カメ、③カメ。

中央奥の低層イントレ上に②カメが見える。
中継機材を持ち込んでのキチンとした収録では無く、恐らく各々のチープカメラの時間軸補整機能を同期させて、収録後にVTR編集している。
予算がカツカツなのだ。
グラフィックス1くび23
テレビ画面より
酷いもんだ・・。
この日オンエアされた一番画拡の広い画。
何をどう考えるとこーなるのやら、番組中1時間のあいだ、延々上画像例のよーな狭---いサイズのカットを切り替えるだけで、視ていて息苦しくなっちまっただヨ、アンタ・・・。

イベント会場を高所から見下ろしたり、ビルの谷間に覗く空からパンしたり、およそ客観性のある“引き”の絵がひとつも無い恐ろしい、画面構成。
業界で俗に言う“インサート・カット”なるものが全くナッシング、まいっちんぐマチコ先生
面倒がる手抜きの結果なのか、はたまたそうした絵を挟む発想がもともと無いのか知らないのか・・・・。

この場所が大勢の人が集まる、どんなにイイトコなのかの説明カットもなーんにもナシ
何故皆、安いカメラ機材で、さして「画角」に変化の無い奥行きの無い絵を撮るのに“必死”なの・・・

現場の製作進行も画面の構成も、番組パッケージも作りが“雑”
「ちょんの間」の作業の証拠。


くび24
テレビ画面より
汗染みと毛玉のステージ衣裳・・。

唯一、この番組を観ての“収穫”。
このマイナー・デビューのミュージシャンの方の「生活感」ある自前衣裳カット。

ろくな予算もつけずに、放送衛星から電波飛ばすなヨ!!
皆、必死にもがく、安っぽさの塊。こんなの全国に流しちゃイカンぜよ


『BS全国放送でやってはいけない番組10選その①』に決定!!



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放棄、廃棄、放置・・・。

グラフィックス1放置6
年度末のこの時期、何処の自治体でも同じと思うが工事シーズン真っ盛り、か?

当方の近所は南北に家庭菜園だったり、主無きオーダー建築の廃墟屋敷が相次いで分譲住宅としてリニューアル。
一気に「水」の世帯需要が増えてしまい、画像の路面を見ての通り、あちこちを掘り返しての水道工事が約2ヶ月半続く・・。


困った事は夜勤・日勤を繰り返す今の睡眠生活に、コノ、ブルドークンの震動・騒音が直撃するコト・・・。

先月の2週目だったろうか、夜勤の週の月曜昼間からこの家の前で埋設工事が始まった・・。
朝4時、疲れて帰宅して軽く食事を採り、7時過ぎにカミサンをJR駅マデ送りさせて戴き、買い物をして床に就こうとすると同時に、大勢のガードマンが集まり、燃費の悪そーなトラックがガラガラヤッテキテ、“ブルドークン”がヘリが低空でホバリングするような重厚な音で作業開始

しかも、以前お伝えした様に8時45分から、お向かいの幼稚園では大音量でドラえもんや童謡が流されるのじゃ


フツーに、やばい・・。


夜勤なのに自宅上空に自衛隊のデカイヘリが留まっている様な状態で、良質な睡眠が得られなくなった。
火曜日・・、水曜日・・、“ブルドークン”は我が家周辺に居座り続けた・・。
水曜の夜勤、さすがに眠りの浅さが仕事に響いた・・・。
熟睡デキテイナイ。

木曜の明け方、コンビニに立ち寄り冷蔵庫から金色のハイボール缶×2缶を取り出し、買い求めた。
例によって、JR駅マデカミサマをお送りした後、そのハイボールを飲み干した。

木曜の夕刻、気持ちよく目覚め、会社へ出掛けた。

あー、よく眠れたナァ・・。


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法令により定められた「アルコール・チェッカー」。出勤したら、誰でも“吹く”のだが・・・・。


ファンファカファーーん


見事に体内残留のアルコールが検知された瞬間である。

普段ならば、価格の安い発泡酒でアルコール5%のロングサイズと普通サイズ一缶ずつで済んでいたものを、敢えて熟睡を得ようとアルコール7%のハイボールに切り替えたのがマズかった・・・。

それからというもの、上を下への大騒ぎと為った。
その晩、勤務に就くコトが禁止され、上司が味噌汁を差し入れてくれ、「アクエリアス」やら「ミネラル水」「爽健美茶」を
併せて8本ホド飲んで、数値の下降を待った・・・・。

“出勤停止”だそうである・・。
やっちまったナァ・・・。
この検知器で2度ファンファーレを鳴らすと、管理職だろうが事務職だろうーが派遣社員だろーが「解雇」扱い。

「解雇にリーチ」。素敵なフレーズネッ

カミサンにはバレルと面倒なので、昼早く出勤し、短時間で切り上げたコトにして、何食わぬ顔で仕事終りのカノジョを会社まで迎えに行った・・・。

“ブルドークン”のお蔭でわたし自身が「廃棄」に為るトコだった・・。



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(テレビ画面より)

某宗教教団の引き起こした事件の惨劇から20年を経ようとするタイミングで「テレビ朝日」において特集番組が放送された。

かつてわたしが個人的に所有していたVTR資料も、いつかはオンエアでこういう使われ方が来るのを予想して、西暦2000年以前に当時結婚したばかりで住んで居た名古屋から、宅配便にて「テレビ朝日」側に郵送した・・・。

VTR は、その直後からワイドショーを中心に暫くの間、繰り返し活用頂けたらしい。

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(テレビ画面より)

曖昧なのだが、「テレビ朝日」側の人間と一度きり、その資料の件に関して電話で話ししたように記憶している。

当時、その宗教団体はまだ行動も活発で、「公安警察」の監視下に在り、資料記録に氏名が残った場合、何らかの状況による“報復”を恐れたわたしは、そのVTR資料の「所有権」を「放棄」する旨を伝えた。

当時の事件全容を解明する一資料として、“有効”に使用されていたと思う・・。

番組そのものの“造り”も従来の日本の民間放送の、基幹局がゴールデンタイムに描く、稚拙なセンセーショナルなものデナク、史実に基づいた冷静な演出に為っていてホットした・・・。

恐らく、一定の関係者や今尚苦しむ事件被害者に厚く配慮したのだろう。

製作会社は「テレビ朝日グループ」の『TSP』。
旧社名を『東京サウンドプロダクション』と言う。
サウンドプロ、の名の通り文字通り、音の技術専門集団で、テレ朝の前身日本教育テレビ(JOEX-TV)の開局後(1959年・昭和34年)まもない1963年に創業。

屋内外の取材からスタジオ中継音声・収録そして音響効果・BGM選曲を実に50年以上、取り仕切る。
選曲のセンス・力量は国内でも有数を誇る。それだけの歴史がある。

日本の民間放送ネットワーク各社の中で、「テレビ東京系列(旧東京12チャンネル)」を除くと最後発のネット構築であるテレ朝は営業的・経営的に長らく“苦戦”してきた。

先行して開局した「日本テレビ放送網」や「東京放送」に、独創的な企画力を持つブレーンが集中し、長らく、ゴールデン・タイムには「東映」製作のフィルムドラマか、全米ネットワーク局買い付けの連続ドラマ等がメイン・コンテンツであった・・・・。

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Youtubeより

その中で「モーニングショー」や「アフタヌーンショー」、「こんにちは2時」など怒涛の昭和のスキャンダル情報に、より戦慄な、センセーショナルな音楽や効果音を選曲し、主婦好みの情報の“アザとさ”“みだらさ”に、華を添えた。

深刻な状況はより、深刻に、悲惨な状況はより悲惨に、凄惨な殺人はより凄惨に残忍に思えるよう、事件性を高める音響効果で他局を圧倒する“パワー”は在ったのだ・・。

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http://jp.freepik.com/

「力無い映像」や「貧弱な企画」をBGMで補う。

未だに、日本の民放キー局を含め地方ローカル局が夕方のニュース報道番組で、こぞって事件・事故に莫迦丸出しで音楽を乗せてしまうのは、こうした「ワイドショー」と数字獲得に必死だった当時の制作者たちの“功罪”である・・・。



あまり具体的に表現すると、おおいに差し障るので、曖昧にするが、東日本のとある大型の公営競技施設に、束の間、お世話に成った事がある・・・。
テレビの業界からアシを洗ったものの、一抹の未練は拭いきれず、就業条件がカミサンの傍に出来るだけ居られる可能性もあり、わたしは其の職場を選んだ・・・。
銀座の一等地に本社を置き、過去の業務資料と職務経歴書を携えて、面接に挑んだ。

舞台音響の仕事、テレビ製作の仕事、イベント催事の企画運営、豊富な画像資料を使ってのプレゼンが功を奏し、入社が即、決まった。転職の年齢的にはギリギリの時期であった・・・。

仮に、放送関連の大型施設としておこう・・。

入社して状況を把握して暫くすると、(実際の処、数時間で)多くのチグハグさが視えて来た。
放送の撮像は放送局用カメラ(業務用では無い)なのだが、同一のスイッチャーでスイッチングするのに、①カメと②カメと、④、⑤カメの製造メーカー、年式が異なる事。
放送の副調整室のテレビモニターが全て民生品な事。
カメラのスイッチングを知らせる、テレビモニターのタリー・ランプのリレー装置は手製の弁当箱・タッパウェアの中に作っている始末・・・。

なのに映像とCG、テロップ装置、静止画装置の運行管理をするコンピュータシステム・自動番組制御装置(じどうばんぐみせいぎょそうち、Automatic Program control System: APS)は純正の放送局仕様。
その、長さ2.5メートル程のAPSコンソール真下は設置以来、一度の掃除もしておらず、猛烈な綿埃の山。
なのに屋外の高精細大型ビジョンは数億円する一級品。
それらの放送制御ラック下も同様に「巨大な綿埃山」・・・。
収録中継の音声の検聴は驚いた事に、19インチ民生品テレビのスピーカー‼️‼️

調整室のスイッチャーとカメラマン同士のコミュニケーションは常識的には、インカム・システムで運用するのだが、それすら敷設せず。(各々カメラマンが勝手に撮像する)

おまけに調整室内で皆、喫煙するので長年の煙で放送機器のいたるところ、ヤニだらけ。


このいい加減な設備保守環境で、万が一競技実施の前後に、システムエラーがひとたび起きれば、数千人単位の来場者は明らかに“暴徒”と化すであろう。

放送製作スタッフには放送局経験者がひとりもおらず、その施設の設立当初から、ただ一人の“長老”以外は、誰も映像の基礎さえ知らず、放送用語も知らず、弱電知識すら皆無。

採用側がわたしを慌てて“就社させた”のは世代交代を急ぐ、この辺の“焦り”が在った・・。
わたしは放送局経験者という触れ込みで、採用されたのだが、判るのは音声・音響拡声の分野で、放送映像調整は専門分野では無い。

更に呆れた事に就社後かなりを経てから知らされたのは、わたしの経歴書・履歴書を社内全員が閲覧していた事。採用権限を持つ、後発入社の責任者の職場内での人的スキルが低く、閲覧させる事に因って社内のコンセンサスを得ようとした。

ある日、その“長老”に施設全体のイメージを把握する為に調整室を含む図面を拝見したいと聞いた。

「無いヨ・・。」

アタマが真っ白にナッタ。

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http://jp.freepik.com/

東日本でも有数の規模を誇るその施設内の放送局設備に、1枚の図面も無い。
TBS(東京放送)系列の衛星中継車も頻繁に来社し、全国放送する施設に図面ナシの「放置」

開設以来50数年、その“長老”お一人に全てを託してしまい、真っ当な技術職の採用を拒み続けた結果がコレであった。

わたしの経歴が、いくら畑違いで、もっと放送技術全般に精通したヒトを迎えるべきだと上司に力説しても、まともに捉えようとする者が、此処には居なかった。
彼らには“テレビ関係=放送関係=制作関係=技術関係”でしか無いのだ。

何を考えるとそうなるのか,以降の中途採用者も大手ゼネコンや出版など素人を大量に採用・・・。

相変わらず応募者全員の履歴書を社内の隅々のスタッフに回覧して、コンセンサスを得ようとした。
今後、一体誰が教育研修して行くのか意図は明らかであった。



わたしとその会社の2代目社長との間で問題も在り、ご迷惑をお掛けしたが、その会社を辞めてシマッタ・・・・・・・。



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これが、アホダメおとこのプロフィール!

hata50

Author:hata50
波田野 広之
中学時代、歌舞伎の尾上一門にあたる尾上流舞踊家の畑道代氏(故人)に師事。舞踊集団菊の会在籍。
日本舞踊・民族舞踊・長唄・鼓・三味線を学び、高校在学中、実母の逝去に伴い裏方に転向、舞台音響家を目指し、元日本音響家協会理事・八板賢二郎氏に師事。

ANBテレビ朝日報道局報道取材部アルバイトを経て正社員。制作助手、ENG機材営業を経て社員ディレクター第1号。後、作曲家筒美京平氏の従弟が経営する日本ビクター傘下の映像制作会社勤務。
「早見 優のアメリカンキッズ」他千葉テレビ情報生番組「MOONラビット」総合企画・演出。NTT,Nikon,三共製薬、ロータスジャパン、横浜ゴム、日立、三菱、JVC等東証一部上場企業の産業ビデオ多数演出。

後、映画監督で日本映画監督協会専務理事・後藤幸一氏に師事。河合塾サテライト講座、朝日放送「素敵にドキュメント」「これは知ってナイト」「平成ふしぎ探検隊」他多数演出。
その縁で逸見政孝氏(故人)峰竜太氏、清水由紀子氏(故人)渡辺めぐみ氏らの発起人により、35歳で外国人妻と結婚。

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