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コメント

凋落。

すっかり記事作成から遠のいてしまっているが、ページの存続は常に頭からは
離れない。何しろ放置してからも連日訪問下さる方々がいて7万アクセスを軽く超えてしまった。
誠に申し訳無い。

さて世の中は、中国に端を発したコロナ禍のパンデミック真っ最中で前回記述した伝統芸能の舞踊団「舞踊集団菊の会」(東京都・練馬区)も例外無く被害を被っている。

失笑モノなのはクラウドファンディングを立ち上げた事。
本来ならベンチャー企業や創造集団・個人がネットを通じて広く資金援助を募り、その目的を成就させる為の公認のドネーション行為だ。

このままでは舞踊団の存続が危ぶまれ解散の危機だという。
高額な都区内の土地に喫茶併設の稽古場を建て、京都に日本伝統建築の粋を集めた研修道場を設け、関東を中心とした高齢者中心の創価学会圏のクローズサーキットで延々公演活動を続け、数十年も前の文化庁芸術祭の受賞歴と黒澤映画出演をいつまでも延々喧伝し続ける芸能集団だ。

クラウドファンディングの開始意図の欄には、、まるで自分達が存続せねば、日本の伝統文化が喪失・逸失してしまうとの記述まで有る。

呆れた話だ。

松竹の伝統歌舞伎や日本全国各地津々浦々の伝統芸能保存会が消えて亡くなるのなら判る。
全国の公立学校での舞踊公演もあなた方が遣らなくても誰かが引き継ぐ。
千数百の学校で子供たちを前に公演をしてきたその灯が消えてしまうという。

この集団のサイコパス的な所以はあらゆる機会に「実績」を延々長期間に渡り誇る事だ。

文部省の実施する学校公演事業なんぞは60年以上前から存続するものであって、この舞踊団は自分達の活動だけが革命的評価を得ていると妄信し過ぎなのだ。

いつの時代でも学校の体育館に突如劇場空間が出現し、本場の演劇・演技が繰り広げられる展開は何もこの舞踊団だけが最近になって独占して評価を得て来た訳でも無いのに伝統芸能だからセンセーションだ、という。

笑える。

集めた基金を固定費の支払いやら公演活動の維持に回すという。
可笑しな話だ。株式会社として数十年の法人格を持ちながら経費が出ないから金を払え、という。
「踊り」などという凡そ浮世離れした行為の何たる愚かさか・・。

踊れなくなるから、金寄こせ・・?所詮全員親のスネカジリの甘ったれ集団なのだ。
甘い・・、甘すぎるよ、原君。
ホテルのパーティールームで着飾って乾杯なんかしてるからその体たらく。

おぞましい。

遠く振り返れば、今の公演メンバーが登場する遥か以前、少年少女だった我々は、皆、稽古に掛る諸費用、舞台に掛る諸費用・月謝、全て親の脛だった。

自前で働きながら舞台に立っていたのは当時既に成人していた方々。
その中にさえ富裕層の出自で脛カジリが居た・・。
草創期、稽古場というのは東京は錦糸町やら千駄ヶ谷やら故畑先生の自宅マンションやら不定期に都内をグルグルと流浪したものだ・・。
今、公演メンバーだ、なんぞとのたまう連中はその辛さを知らない。
皆無償で、太鼓や傘や小道具や音響機材を、雨の日も風の日も運んで歩いた。
どの家庭の親たちもこの舞踊団に子供を預ければ、有名な舞踊家に為り世界中を駆け巡りながら、池田創価学会の素晴らしさを伝道出来ると信じて、身銭を来る日も来る年も切り続けた・・。
「稽古場」なんて無くても立派な舞台公演が出来ていた。

200万、少ない、少な過ぎるよなぁ・・、自分達で世界的・革新的舞踊団、日本の伝統を守る舞踊集団、芸術祭優秀受賞だの世界のクロサワだのを高らかに謳い上げながら、集まった資金が200万?????
そこからクラウドファンディングプランナーに20パー近く取られて・・。

誰の発案なのだ?
恥さらし、ともいう。200万。

北関東圏の創価学会婦人部のみを相手にしてきた戦略的失敗。
売り上げのマスが小さすぎる。
同じ処ばかりで公演主催を続ける事は楽だが、やがてマーケットは委縮するのだ。
安易なる手前味噌的な拍手喝采。長年のツケにやられた格好だ。

東京と京都の資産税も莫大だ。
故畑先生も、よもや疫病が世界中に蔓延し破綻するとは想像もされないであろう。

原君、菊の会の皆さん・・、「踊り」では世界は平和には決してならないよ。
「踊り」では世界は豊かになんかならないよ・・。
曼荼羅を皆で何時間も拝んだ処で絶対に解決はしない。
そういう世界に変化してしまったのだ・・、SNSやらケイコとマナブやら時代の先端のつもりなのだろうが他人のマネをしているだけだ。
自分の面倒もみれない人たち・集団が一体、どの口で日本の伝統芸能を守れるの?

松竹と全国の保存会が存続すれば、もう十分な筈だが・・。

いい加減、気付よ・・・。原君よ。傷は浅いうちにナントか、の諺もあるのだ。

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これが、アホダメおとこのプロフィール!

hata50

Author:hata50
波田野 広之
中学時代、歌舞伎の尾上一門にあたる尾上流舞踊家の畑道代氏(故人)に師事。舞踊集団菊の会在籍。
日本舞踊・民族舞踊・長唄・鼓・三味線を学び、高校在学中、実母の逝去に伴い裏方に転向、舞台音響家を目指し、元日本音響家協会理事・八板賢二郎氏に師事。

ANBテレビ朝日報道局報道取材部アルバイトを経て正社員。制作助手、ENG機材営業を経て社員ディレクター第1号。後、作曲家筒美京平氏の従弟が経営する日本ビクター傘下の映像制作会社勤務。
「早見 優のアメリカンキッズ」他千葉テレビ情報生番組「MOONラビット」総合企画・演出。NTT,Nikon,三共製薬、ロータスジャパン、横浜ゴム、日立、三菱、JVC等東証一部上場企業の産業ビデオ多数演出。

後、映画監督で日本映画監督協会専務理事・後藤幸一氏に師事。河合塾サテライト講座、朝日放送「素敵にドキュメント」「これは知ってナイト」「平成ふしぎ探検隊」他多数演出。
その縁で逸見政孝氏(故人)峰竜太氏、清水由紀子氏(故人)渡辺めぐみ氏らの発起人により、35歳で外国人妻と結婚。

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