ヤメディレクターの後悔懺悔粉飾人生 60過ぎた元全国ネット番組のディレクターで、外国人妻を持つアホ男の過去と今、「仕切り、仕切られる」激動の人生模様を続々更新! 次々と「小出し」に明かされる衝撃のパンドラの箱!!古い記事も充分、面白いデス!是非!
尖閣の問題が長期化の様相を呈し、会社の勤務時間が短縮されている・・。
帰宅が先々月あたりよりも2時間から4時間以上速い・・。
イマジカBS「黄金の七人1+6/エロチカ大作戦」(原題:Homo Eroticus 1971年昭和41年伊・仏合作)を、夕食にはちと早過ぎる時間に帰宅し、観た・・。
スタイリッシュな金塊略奪を描いた当時人気のイタリア映画「黄金の七人」シリーズ(原題: Sette uomini d'oro 1995年昭和40年)とは、全く別物の作品であり、監督・スタッフの一部とヒロインが「エロチカ・・」製作の為に参集した事からこの紛らわしい邦題がついた・・。
19世紀初頭の経済発展から取り残された田舎町・シチリア島から追放同然にやって来た色欲オトコが、歴史ある街ナポリの上流階級で巻き起こす騒動を描くピンク・コメディ。

(テレビ画面より)大富豪の執事として就職する為の健康診断、睾丸が3個アルコトが判明し・・。

(テレビ画面より)暇と金を持て余すご婦人の間で瞬く間に噂が憶測を呼び、羨望の的に・・。

(テレビ画面より)全財産をあげるからと乞われてお相手した未亡人が興奮のあまり腹上死・・、彼はインポテンツに。
30数年以上前、東京のローカル局に過ぎなかった「テレビ東京(旧東京12チャンネル)」では平日の午前・午後の番組編成の大半の時間を「大江戸捜査網」か「イタリア映画」「低予算のアメリカ映画」で埋めていた、と記憶する。
「黄金の七人」シリーズもご多分に漏れず、かなりの回数のテレビ放映用の短縮版を少年の頃から、繰り返し観ている・・。
で、今回この「エロチカ・・」を改めて観て驚くのは、そのHDテレシネ「画質」である・・。
30数年前のものは、安価で粗雑な「テレビ用に大量(デュープ)複製された、プリントコピー」版であって、決して撮影・製作時の「オリジナルの色調」のマスター・フィルムを観ていた訳では無い、と言う事・・。
ナポリの町並みや、高級オートクチュールで着飾る貴婦人たちの色彩溢れる衣装が鮮やかに記録されている・・。
いやはやテレビ・デュープ版の「色褪せたモノこそがイタリア映画」であると、永い間、繰り返し再々放送を視聴する事で、脳裏にすっかり「擦り込まれて」いたようだ・・。
自前のリマスター装置を持つ、日本の由緒ある映像商社「イマジカ(旧社名 東洋現像所)」ならではの高画質である・・。
http://www.imagica-bs.com
http://www.imagica.com/
その昔、わたしがアシスタント・ディレクターの時代に「東現、トウゲン、」と呼んでいた「東洋現像所ビデオ・センター」は東京・品川の京浜急行線「新馬場」の駅から徒歩十数分の場所にあり、正面玄関はかつての「西部警察」でも大門軍団の出動する、オープニング場面でも使用された・・。

両手の紙袋に、放送用の大きな1インチVTRテープを詰め込み、更に小脇に2本ずつを抱えて、時間に余裕のある時は六本木から地下鉄乗り換えで品川へ、雨でも降っていたらタクシーで、良く通ったものだ・・。
当時はあまりにも辺鄙な処に在ったので、スタッフ用の食事手配が不便であった・・。
「オレ達ひょうきん族」のディレクターでいらした「フジテレビジョン」の三宅恵介氏も、番組のVTR編集に通い詰めていて、作業中によくお姿を拝見した・・。

東京・新宿区河田町に在った頃の「フジテレビ」社屋。
Former_Fuji_Television_Headquarters.JPG
「フジテレビジョン」といえば、最近の視聴率低下に歯止めが掛からない・・。
トレンディ・ドラマと呼ぶ造語を産出し、社会現象になった第一制作大多亮氏、土曜よるの巨人「8時だよ!全員集合!」を駆逐してみせた、バラエティの第二制作の故・横澤彪氏、「夜のヒットスタジオ」の故・塚田 茂氏、時代を先取りした秀逸な番組企画を次々編み出した傘下の「日本テレワーク」などなど、かつての「新宿王国」を築いた「一流の制作者たち」が不在となっている・・・。」
現場制作経験を積まぬ「管理職」が増え、現場に「介入し始めた」ことも、制作士気を惹起しない遠因だと囁かれている・・。

老舗の看板番組も不振。
この秋の新規企画は、総潰れ状態・・・。




テレビ離れは益々加速するのだろう・・。
どこのどんな「組織」でも「人」の不在は、「心」の不在なのだ・・・。
「時間」と「労力」と「金」の浪費である・・。

帰宅が先々月あたりよりも2時間から4時間以上速い・・。
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スタイリッシュな金塊略奪を描いた当時人気のイタリア映画「黄金の七人」シリーズ(原題: Sette uomini d'oro 1995年昭和40年)とは、全く別物の作品であり、監督・スタッフの一部とヒロインが「エロチカ・・」製作の為に参集した事からこの紛らわしい邦題がついた・・。
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19世紀初頭の経済発展から取り残された田舎町・シチリア島から追放同然にやって来た色欲オトコが、歴史ある街ナポリの上流階級で巻き起こす騒動を描くピンク・コメディ。






30数年以上前、東京のローカル局に過ぎなかった「テレビ東京(旧東京12チャンネル)」では平日の午前・午後の番組編成の大半の時間を「大江戸捜査網」か「イタリア映画」「低予算のアメリカ映画」で埋めていた、と記憶する。
「黄金の七人」シリーズもご多分に漏れず、かなりの回数のテレビ放映用の短縮版を少年の頃から、繰り返し観ている・・。
で、今回この「エロチカ・・」を改めて観て驚くのは、そのHDテレシネ「画質」である・・。
30数年前のものは、安価で粗雑な「テレビ用に大量(デュープ)複製された、プリントコピー」版であって、決して撮影・製作時の「オリジナルの色調」のマスター・フィルムを観ていた訳では無い、と言う事・・。
ナポリの町並みや、高級オートクチュールで着飾る貴婦人たちの色彩溢れる衣装が鮮やかに記録されている・・。
いやはやテレビ・デュープ版の「色褪せたモノこそがイタリア映画」であると、永い間、繰り返し再々放送を視聴する事で、脳裏にすっかり「擦り込まれて」いたようだ・・。
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自前のリマスター装置を持つ、日本の由緒ある映像商社「イマジカ(旧社名 東洋現像所)」ならではの高画質である・・。
http://www.imagica-bs.com
http://www.imagica.com/
その昔、わたしがアシスタント・ディレクターの時代に「東現、トウゲン、」と呼んでいた「東洋現像所ビデオ・センター」は東京・品川の京浜急行線「新馬場」の駅から徒歩十数分の場所にあり、正面玄関はかつての「西部警察」でも大門軍団の出動する、オープニング場面でも使用された・・。

両手の紙袋に、放送用の大きな1インチVTRテープを詰め込み、更に小脇に2本ずつを抱えて、時間に余裕のある時は六本木から地下鉄乗り換えで品川へ、雨でも降っていたらタクシーで、良く通ったものだ・・。
当時はあまりにも辺鄙な処に在ったので、スタッフ用の食事手配が不便であった・・。
「オレ達ひょうきん族」のディレクターでいらした「フジテレビジョン」の三宅恵介氏も、番組のVTR編集に通い詰めていて、作業中によくお姿を拝見した・・。


Former_Fuji_Television_Headquarters.JPG
「フジテレビジョン」といえば、最近の視聴率低下に歯止めが掛からない・・。
トレンディ・ドラマと呼ぶ造語を産出し、社会現象になった第一制作大多亮氏、土曜よるの巨人「8時だよ!全員集合!」を駆逐してみせた、バラエティの第二制作の故・横澤彪氏、「夜のヒットスタジオ」の故・塚田 茂氏、時代を先取りした秀逸な番組企画を次々編み出した傘下の「日本テレワーク」などなど、かつての「新宿王国」を築いた「一流の制作者たち」が不在となっている・・・。」
現場制作経験を積まぬ「管理職」が増え、現場に「介入し始めた」ことも、制作士気を惹起しない遠因だと囁かれている・・。


この秋の新規企画は、総潰れ状態・・・。





テレビ離れは益々加速するのだろう・・。
どこのどんな「組織」でも「人」の不在は、「心」の不在なのだ・・・。

「時間」と「労力」と「金」の浪費である・・。


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