ヤメディレクターの後悔懺悔粉飾人生 60過ぎた元全国ネット番組のディレクターで、外国人妻を持つアホ男の過去と今、「仕切り、仕切られる」激動の人生模様を続々更新! 次々と「小出し」に明かされる衝撃のパンドラの箱!!古い記事も充分、面白いデス!是非!
昨年暮れに購入した
クルマのバンパーを、うっかり駐車場で擦ってシマッタ・・。
カミサンに見つかったらオオゴトである・・。
幸い、というかディーラーから「キズ修正」の「タッチペン」を予め預かっていた・・・。
面積は手のひら2つ分。ペンで修正するには大き過ぎるがシカタナイ・・。
キズカレナイうちに塗ってシマエ、と思ったが自宅の駐車場ではお隣さんや向かいの町内会のオジサンにイジラレて騒ぎに成りそうなので、そっと近所の「総合公園」の駐車場に持ち出した。



暫らくの間、「まっすぐ正面から」見られぬよう立ち回るつもりだ・・。
ヒヤヒヤ
「隠密作戦」がとりあえず成功した夜、BS・Star ch3で、1億2,000万ドルの興行収入を記録し、『ダイ・ハード』以降低迷したハリウッド・アクション界に大反響をもたらし世界的に高い評価を得たノンストップ・アクションの傑作、『スピード』(原題:Speed)平成6年1994年 が放送された。
何十回観ただろうか・・。
元警官テロリストとSWATチームによる、手に汗握る攻防を描く。
時速50マイル(約80km/h)以下になるとバスが爆発するという設定と、次から次へと起こる危機を頭脳的かつゲーム感覚で解決していく展開が繰り広げられる・・・。
本作が監督デビューとなった撮影監督出身のヤン・デ・ボンや主役のキアヌ・リーブス、サンドラ・ブロックらが一躍有名となった作品。

公開当時、ロードショウを観に行ったがその当時から引っ掛かったのがバス車内15人の人質乗客の監視体制。
元LAPD爆弾処理班所属で精密機器知識にも精通する老齢の犯人役、Howard Payne(デニス・ホッパー)が市内中心部の古びた高層ビルからバス内の様子を常時モニターするシステム。

今の時代ならばカラー映像信号を音声付で伝送するのはご存知のように容易いコトである。
しかしながら、1994年当時では国際間で「処理限界」を超えた「情報」をどう扱うか、画像圧縮技術をいかに安定化させ、商用ベースの規格に規定するか策定中の時期で「静止画」を扱う業界団体と「動画」を扱う業界団体が
調整の真っ最中であった・・・。
次々と行く手を阻む無理難題に翻弄され続ける映画後半、Jack Traven(キアヌ・リーブス)は、ようやく乗車中のバスの運転席上部に小型の「映像伝送装置」が仕掛けられているのを偶然、発見する。

上の画像をよくご覧戴きたいのだが、この機材左側に「パラボラ」を用いて右側に伝送回路がくっついている。
単焦点の魚眼レンズ付きカメラは敢えて登場させていない。設定がお粗末に見えるからであろう・・。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Parabola-antenna.png
映画の画像と左右向きが逆になるが、この「形状」は指向性が鋭く、側面や後方への漏洩も少ないといった特徴がある。
映画の設定の中では運転席上部からバス後方に「映像を伝送」しているのだ。
すると、どうであろう・・・。

この場面は映画後半、時速80キロで走り続けなければ爆発の危険を背負う人質バスの、無用な市街地走行の混乱を避けるJack Travenの発案でロス郊外の貨物空港内を延々、周回走行するシーンだが、本作品の「着想」どおりであれば、犯人は、車内の様子を映像で監視するのに、このバスの真後ろのリアガラスから一直線に見通せる位置にピタリ・照準を定め続け後方を一緒に走行しなければならないのだ・・・。
まっすぐしか、飛ばない。
どんなに高出力のtransmitterを向かい合わせで装備しても、まっすぐしか、飛ばないのじゃ・・。
まっすぐしか、飛ばないものを市内を縦横無尽に時速80キロで走行するバスから数十キロ離れた高層ビルの室内で「受信」する・・。無理なのだ・・・。元警察官の退職金ではムリなのだ・・。NHKか技術の「東通」にお願いしないと・・。

https://www.totsu-int.co.jp/index.html
画面右下のミニバン中継車がバスに替わると思ってご覧戴きたい。
爆弾を設置したバスの屋上に
送信機を設置し飛行中のヘリに向ける、それを上空から移動しながら防振機能の付いた受信機で受けながら、ロス市街でもっとも見通しの利く
山頂や
電波塔で一旦受信し増幅してから、再度老齢の犯人役Howard Payne(デニス・ホッパー)が構える
アジトの屋上が見通せる「位置・方角」へ
送信し、「人質」の状況監視を実行する・・。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Hollywood.jpg
ハリウッド地区を象徴する有名なサイン、右手に多数の伝送アンテナが見える。

http://www.ikegami.co.jp/index.html
「池上通信機」製ヘリコプターテレビ中継用デジタル/アナログ共有 可搬型自動追尾受信装置
アジト室内には移動中のバスの位置情報を知るパソコンと、車内監視モニター、ニュース速報を見るテレビモニター、位相・波形信号モニター装置の上に卓上モバイルアンテナが1台・・。

映画には更に「事件を解決」に向かわせる重要な手段にも大きな「誤認」がある。
人質を乗せて周回走行するバスを取材するテレビ局の中継車。車体の天井から映像伝送用のアンテナポールを伸ばして、空港敷地外のフェンス前に駐車中な訳だが、当然、伝送の為パラボラは受信側の中継鉄塔か自社放送局の屋上に向けて設置済みである。

そこへ、SWATの隊長がやって来て、バスから出ている電波を録画しろと詰め寄り、中継車内のビデオ・エンジニアが2連VTRモニターの真下のラックのツマミをグルグル廻し、数秒で信号を同期させ人質車内の様子を、アッという間に録画してしまう・・。


このVTRを中継車から「ループして送出」する事でHoward Payne(デニス・ホッパー)の目を欺き、エアポートリムジンを併走させ、人質を救助するのだ・・。

例え犯人の居るアジト・ビルと中継車の間に「良質」な映像伝送ルートが確立されたとしても、国際電気通信連合憲章では、連合の構成国や構成国の無線局に対し、有害な混信を避けるように定めている。
報道中継等同一地域内での周波複信で運用される場合は、会社間で混信が発生しないように、使用周波数・局数が導入・運用の際管理されている。その為、瞬時にツマミをグルグルして他所の周波数に同期するなどは中継車の設計思想に存在しない。
パラボラもアジト方向に調整されていないのに、数秒で同期・・・。

またアメリカの放送局の運用する報道小型中継車とはいえ、テレビモニターラックとVTRラックの間に、「UHF」周波数の変調装置なぞ組み込んで使わないであろう・・。
人生は曲がりくねるわけだが、まっすぐしか進まないコトも、世の中あるのだ・・・。ウーーン


カミサンに見つかったらオオゴトである・・。

幸い、というかディーラーから「キズ修正」の「タッチペン」を予め預かっていた・・・。
面積は手のひら2つ分。ペンで修正するには大き過ぎるがシカタナイ・・。
キズカレナイうちに塗ってシマエ、と思ったが自宅の駐車場ではお隣さんや向かいの町内会のオジサンにイジラレて騒ぎに成りそうなので、そっと近所の「総合公園」の駐車場に持ち出した。



暫らくの間、「まっすぐ正面から」見られぬよう立ち回るつもりだ・・。

「隠密作戦」がとりあえず成功した夜、BS・Star ch3で、1億2,000万ドルの興行収入を記録し、『ダイ・ハード』以降低迷したハリウッド・アクション界に大反響をもたらし世界的に高い評価を得たノンストップ・アクションの傑作、『スピード』(原題:Speed)平成6年1994年 が放送された。
何十回観ただろうか・・。
元警官テロリストとSWATチームによる、手に汗握る攻防を描く。
時速50マイル(約80km/h)以下になるとバスが爆発するという設定と、次から次へと起こる危機を頭脳的かつゲーム感覚で解決していく展開が繰り広げられる・・・。
本作が監督デビューとなった撮影監督出身のヤン・デ・ボンや主役のキアヌ・リーブス、サンドラ・ブロックらが一躍有名となった作品。

公開当時、ロードショウを観に行ったがその当時から引っ掛かったのがバス車内15人の人質乗客の監視体制。


今の時代ならばカラー映像信号を音声付で伝送するのはご存知のように容易いコトである。
しかしながら、1994年当時では国際間で「処理限界」を超えた「情報」をどう扱うか、画像圧縮技術をいかに安定化させ、商用ベースの規格に規定するか策定中の時期で「静止画」を扱う業界団体と「動画」を扱う業界団体が
調整の真っ最中であった・・・。


上の画像をよくご覧戴きたいのだが、この機材左側に「パラボラ」を用いて右側に伝送回路がくっついている。
単焦点の魚眼レンズ付きカメラは敢えて登場させていない。設定がお粗末に見えるからであろう・・。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Parabola-antenna.png

映画の設定の中では運転席上部からバス後方に「映像を伝送」しているのだ。
すると、どうであろう・・・。


まっすぐしか、飛ばない。
どんなに高出力のtransmitterを向かい合わせで装備しても、まっすぐしか、飛ばないのじゃ・・。

まっすぐしか、飛ばないものを市内を縦横無尽に時速80キロで走行するバスから数十キロ離れた高層ビルの室内で「受信」する・・。無理なのだ・・・。元警察官の退職金ではムリなのだ・・。NHKか技術の「東通」にお願いしないと・・。

https://www.totsu-int.co.jp/index.html

爆弾を設置したバスの屋上に






http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Hollywood.jpg


http://www.ikegami.co.jp/index.html




人質を乗せて周回走行するバスを取材するテレビ局の中継車。車体の天井から映像伝送用のアンテナポールを伸ばして、空港敷地外のフェンス前に駐車中な訳だが、当然、伝送の為パラボラは受信側の中継鉄塔か自社放送局の屋上に向けて設置済みである。

そこへ、SWATの隊長がやって来て、バスから出ている電波を録画しろと詰め寄り、中継車内のビデオ・エンジニアが2連VTRモニターの真下のラックのツマミをグルグル廻し、数秒で信号を同期させ人質車内の様子を、アッという間に録画してしまう・・。





例え犯人の居るアジト・ビルと中継車の間に「良質」な映像伝送ルートが確立されたとしても、国際電気通信連合憲章では、連合の構成国や構成国の無線局に対し、有害な混信を避けるように定めている。
報道中継等同一地域内での周波複信で運用される場合は、会社間で混信が発生しないように、使用周波数・局数が導入・運用の際管理されている。その為、瞬時にツマミをグルグルして他所の周波数に同期するなどは中継車の設計思想に存在しない。


またアメリカの放送局の運用する報道小型中継車とはいえ、テレビモニターラックとVTRラックの間に、「UHF」周波数の変調装置なぞ組み込んで使わないであろう・・。
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人生は曲がりくねるわけだが、まっすぐしか進まないコトも、世の中あるのだ・・・。ウーーン



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