ヤメディレクターの後悔懺悔粉飾人生 60過ぎた元全国ネット番組のディレクターで、外国人妻を持つアホ男の過去と今、「仕切り、仕切られる」激動の人生模様を続々更新! 次々と「小出し」に明かされる衝撃のパンドラの箱!!古い記事も充分、面白いデス!是非!
昭和45年・1970年当時の
国鉄のキャンペーン『ディスカバー・ジャパン』の一環として、日本のラジオ・テレビの創世記を築いた「永六輔」氏が旅人となり放送を開始した『遠くへ行きたい』。


読売テレビを製作局として日曜日に放送されている紀行番組で有数の長寿を誇っており、2010年10月に放送開始40周年を迎えた。わたしは、小学生の頃からずっと、見て育った・・。

初期の時代は「永六輔」氏の旅番組であったが、放送開始の翌年に降板、その後は、故「伊丹十三」氏や「藤田弓子」氏など数多くの芸能人(近年は無名俳優が多い)・文化人が、持ち回りで日本各地の風土、歴史、食、温泉宿を訪れるというもの。
過去、数ヶ月に一度はチャンネルを変えながら「拾い見」視聴していたが、それを止めて久々に最後マデ拝見した。
第2143回「戸隠高原 冬の名物 そばの里」長野県 戸隠高原~信濃町 旅人 「室井 滋」

民放で放送される大半の旅番組は、明らかに観光スポットを紹介するものと、在来線や私鉄駅を拠点としてぶらり散歩の過程で偶然を装い歩くもの2つに大別される。
中にはNHKの「新日本紀行ふたたび」のように40年前に取材した漁村のあるお宅を再度訪問し、そこに暮らす「人」の足跡を追う壮大なものもある。
『遠くへ行きたい』は結論から申し上げるなら、放送2000数百回に及ぶ膨大な過去の制作資料から、演出、放送作家らが効率よく収益を上げる為に「焼き直し」ているに過ぎないようにお見受けする・・。
ワン・パターン。
日本屈指の制作会社「テレビマンユニオン」ならではの手際の良さが、番組を、すっかりつまらなくしている。
全国のNHK各局が得意とする「土着性」の高い情報を、民間放送の1番組をほぼ単独の製作体制で、ひとつの「放送文化財」として維持するのは並大抵ではナイご苦労があるのはもっともだが、CM込みの20数分で堪能させるにしては、こだわるコンセプトと扱う題材が重過ぎて、多過ぎて、全篇を通しての取材構成が「紋切り」型になっている事・・。
例題にしている下記の画像は実際の構成とは異なるが、
地図と尋ねた土地全景⇒すぐ尋ねる民家⇒すぐソバ打ち⇒すぐ料理アップ⇒すぐ食べる⇒すぐ次の民家の玄関先


取材したもの、VTR編集・構成のセオリーはコレで間違いはナイ・・。
しかし、これが『遠くへ行きたい』なのか・・。「行きたくなる」のか。
視聴者がその民家の伝統料理が食べたくても食べることが出来ない。零細な民芸品は購入したくても流通していない。旅の過程は省かれているので、全く何も感じない。テーマソングの歌詞にあるように「歩いて」みたくはならない・・・。
どの放送回も民家伝承や民芸工房の室内取材比が重く、一般にテレビを観ている視聴者の生活感からは遠いものが多すぎなのだ。取材対象・題材が「テレビマンユニオン・オタク」化している。
正味の放送時間が短いのに、詰め込む内容が多過ぎて「旅情」が描けていないのだ。
先般亡くなられた故「地井武男」氏の「ちい散歩」(EX東京ローカル)のように私鉄沿線の商店街数キロを限定して歩くわけでは無い・・。
旅人である出演者も、取材先の竹細工職人も扱いがざっくり過ぎて、まるで構成作家主導の「ナレーション原稿」メインの原稿番組になっている・・。それが証拠に番組ホームページにリンクがあり、「テレビマンユニオン」のページへ飛ぶと実に詳細な「焼き直し」ページを見ることが出来る。
http://www.ytv.co.jp/tohku/
その労力、「旅情」の構成に、まわしなはれ・・。
旅人がくるくる替わり、その中に殆んど知名度の無い役者が出演しても
えっ、ゴメン!お宅、誰
てな感じで旅どころでは無くなってしまう・・。
「いい旅夢気分」(TX)程度のキャスティングが、テレビ的には限界だ。

故「渡辺文雄」氏や故「伊丹十三」氏のような旅の重鎮が不在なのも、旅風情を味気無くしている。

味のある番組タイトルとは乖離している「先急ぎ番組」。別名「はしょり過ぎ番組」。「ハショリマンユニオン」制作。
「端折って行きたい」。コレ、ピッタリ !
毎週番組終了後に流れる「予告編」にはとてもいい感じの旅情がある。が、番組本編に「味」は無い。
番組タイトルにおんぶに、だっこ・・・。
「よみうりテレビ」さん、「JR」さん、この時代、マンネリが、財産ですか ?膨大な経費の意味は ?
タイトル変えたら如何ですか
ああ、ちっとも「旅」したくならないなァ・・。番組の間に流れる
「JR」のCMのほうが「旅情」満点だぜ




旅ポケドットコム





読売テレビを製作局として日曜日に放送されている紀行番組で有数の長寿を誇っており、2010年10月に放送開始40周年を迎えた。わたしは、小学生の頃からずっと、見て育った・・。



過去、数ヶ月に一度はチャンネルを変えながら「拾い見」視聴していたが、それを止めて久々に最後マデ拝見した。


民放で放送される大半の旅番組は、明らかに観光スポットを紹介するものと、在来線や私鉄駅を拠点としてぶらり散歩の過程で偶然を装い歩くもの2つに大別される。
中にはNHKの「新日本紀行ふたたび」のように40年前に取材した漁村のあるお宅を再度訪問し、そこに暮らす「人」の足跡を追う壮大なものもある。
『遠くへ行きたい』は結論から申し上げるなら、放送2000数百回に及ぶ膨大な過去の制作資料から、演出、放送作家らが効率よく収益を上げる為に「焼き直し」ているに過ぎないようにお見受けする・・。
ワン・パターン。
日本屈指の制作会社「テレビマンユニオン」ならではの手際の良さが、番組を、すっかりつまらなくしている。
全国のNHK各局が得意とする「土着性」の高い情報を、民間放送の1番組をほぼ単独の製作体制で、ひとつの「放送文化財」として維持するのは並大抵ではナイご苦労があるのはもっともだが、CM込みの20数分で堪能させるにしては、こだわるコンセプトと扱う題材が重過ぎて、多過ぎて、全篇を通しての取材構成が「紋切り」型になっている事・・。
例題にしている下記の画像は実際の構成とは異なるが、
地図と尋ねた土地全景⇒すぐ尋ねる民家⇒すぐソバ打ち⇒すぐ料理アップ⇒すぐ食べる⇒すぐ次の民家の玄関先



取材したもの、VTR編集・構成のセオリーはコレで間違いはナイ・・。
しかし、これが『遠くへ行きたい』なのか・・。「行きたくなる」のか。
視聴者がその民家の伝統料理が食べたくても食べることが出来ない。零細な民芸品は購入したくても流通していない。旅の過程は省かれているので、全く何も感じない。テーマソングの歌詞にあるように「歩いて」みたくはならない・・・。
どの放送回も民家伝承や民芸工房の室内取材比が重く、一般にテレビを観ている視聴者の生活感からは遠いものが多すぎなのだ。取材対象・題材が「テレビマンユニオン・オタク」化している。
正味の放送時間が短いのに、詰め込む内容が多過ぎて「旅情」が描けていないのだ。
先般亡くなられた故「地井武男」氏の「ちい散歩」(EX東京ローカル)のように私鉄沿線の商店街数キロを限定して歩くわけでは無い・・。
旅人である出演者も、取材先の竹細工職人も扱いがざっくり過ぎて、まるで構成作家主導の「ナレーション原稿」メインの原稿番組になっている・・。それが証拠に番組ホームページにリンクがあり、「テレビマンユニオン」のページへ飛ぶと実に詳細な「焼き直し」ページを見ることが出来る。
http://www.ytv.co.jp/tohku/
その労力、「旅情」の構成に、まわしなはれ・・。

旅人がくるくる替わり、その中に殆んど知名度の無い役者が出演しても







味のある番組タイトルとは乖離している「先急ぎ番組」。別名「はしょり過ぎ番組」。「ハショリマンユニオン」制作。
「端折って行きたい」。コレ、ピッタリ !
毎週番組終了後に流れる「予告編」にはとてもいい感じの旅情がある。が、番組本編に「味」は無い。
番組タイトルにおんぶに、だっこ・・・。
「よみうりテレビ」さん、「JR」さん、この時代、マンネリが、財産ですか ?膨大な経費の意味は ?
タイトル変えたら如何ですか

ああ、ちっとも「旅」したくならないなァ・・。番組の間に流れる






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