ヤメディレクターの後悔懺悔粉飾人生 60過ぎた元全国ネット番組のディレクターで、外国人妻を持つアホ男の過去と今、「仕切り、仕切られる」激動の人生模様を続々更新! 次々と「小出し」に明かされる衝撃のパンドラの箱!!古い記事も充分、面白いデス!是非!


http://www.dlife.jp/
昨年、たかが日本初放送というだけの、一海外テレビドラマに過ぎぬこの作品を、BS放映日のクライマックスに併せて、地上波民放各局へ「番宣スポット」CMを広告出稿するという、異例中の異例なマストバイ戦略は度肝を抜いた・・・。
その広告展開手法は、まさに「無料チャンネルの黒船来襲」である・・。
他方、経営上有効な加入契約世帯数1500万件という大きな目標を掲げる有料・衛星放送業界は、過渡期に差し掛かっている。
スマホやタブレット端末の普及背景によるデバイスの多様化・テレビ離れ、視聴可能な受像機は普及したのに「お金を払ってまで観たいと思う番組が無い」事などを要因に加入世帯は1100万世帯を超えてから足踏み状態が続き、「大苦戦」なのだ。

わたしの住む地方でも見受けられるが「スカパー有料契約」は購買意欲の高い、富裕層による能動的な視聴者が多い事は調査統計が示している。
CATV局の一般世帯へのセールス方針も、『ビッグベーシック』依存型で加入世帯数の伸び悩みの一要因とも指摘される。
観る側に不用なチャンンネルも「沢山こんなに観れてオトク!」と抱き合せの高額で販売し、一方で専門性の高い単品販売を拒否。

「魅力ある番組を制作しプロモーション強化で、契約数実現は十分に可能な数字だ」とは業界団体の強気な発言だが、古い過去のコンテンツも含め渾然一体にあれもこれもグロスでなんぼ、と供給事業者を乱立乱造参入させたこの状態では、「有料番組」への興味関心が見込める訳が無い・・。
日本で衛星事業がスタートして28年。経営的に頓挫した供給事業者もあるが、零細な事業者やSD放送(標準画質)でオンエアを続ける事業者もまだまだ散見される・・。

http://www2.edu.ipa.go.jp/gz2/list.html

例)資本金
株式会社 囲碁将棋チャンネル:8,800万円
株式会社デジタルプラネット衛星放送:1億5千万円
株式会社アトス・インターナショナル:2億5700万円
新規に提供スポンサー企業を確保しようにも、業界関連団体が広告出稿社獲得の為算出する「視聴世帯数資料」は「視聴可能な見込み世帯数」で水増し天国・非公開天国。
「観てくれたなら」の仮定の資料でインパクト皆無。
低資本、低予算、少人数、低収益の連鎖では、創る側のポテンシャルも上がらないであろうし、作り手・売り手双方のプラットホームは縦横長さマチマチ・・。
行政が広く「参入」を許可してしまったのでコンテンツの類似・競合ダラダラで、マストバイが希薄では、もう限界。

高収入高学歴の郵政役人や衛星事業者の常務・専務が幾ら額を寄せても、戦略を立てる上でも、とても複雑で難しい時期に突入したようだ・・。
というコトで、BS無料放送『Dlife』、「リベンジ」土曜よる10時スタートです・・。

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