ヤメディレクターの後悔懺悔粉飾人生 60過ぎた元全国ネット番組のディレクターで、外国人妻を持つアホ男の過去と今、「仕切り、仕切られる」激動の人生模様を続々更新! 次々と「小出し」に明かされる衝撃のパンドラの箱!!古い記事も充分、面白いデス!是非!
恒例の「スカパー!」無料放送月間がスタートした・・。
時代劇チャンネルで「素浪人 花山大吉」(1969年・昭和44年1月~1970年12月)を40年ぶりに観る事が出来た。
わたしが小学生の頃の作品。制作は「NET」と「東映京都テレビプロ」。

(テレビ画面より)
「NET」はテレビ朝日の前身、「日本教育テレビ」の英文社名通称。創立時の免許交付の条件は教育番組を50%以上、教養番組を30%以上をオンエアする事が前提であった。
わたしが在職中に、報道取材部の機材庫に「NET朝日」の名称が記載された廃棄機材が在った。
この番組の前作「素浪人 月影兵庫」は弥次喜多珍道中さながらの「コミカル路線」が人気を呼んだが、原作者の剣豪小説家・南條 範夫氏(故人)から「原作との乖離が甚だしい」とされ、急遽プロットはそのままにタイトルを変更し「続編」として製作した。

(テレビ画面より)
劇中の大半が、「故・近衛十四郎」氏演じる主役「「大吉」と「品川 隆二」氏演じる旅の相方「焼津の判次」のやりとりに終始する。
モノクロ作品ながら、ローアングルを多用した細かな「切返し」カットで軽妙な二人のやりとりを紡ぎ上げ、台本のト書き部分まで丁寧に描く。

(テレビ画面より)
テレビサイズの画角に飽き足らない、東映京都映画陣の遊び心溢れるカット。

(テレビ画面より)
画面右が「品川隆二」氏。
戦後のどさくさに紛れ、ゆすり・たかり、窃盗、ダフ屋、景品買い等の違法経済活動を行う不良グループの後、戸籍抄本に細工して「年齢詐称」し大学に入学、所属した「撮影所」子息の恋人を略奪した事から「不遇」を買い、転籍した「撮影所」では「労働組合活動」に傾注し「退社」。
当時、大人気であったコノ「当たり役」、ご本人は大嫌いだそうだ・・。
一方、画面左は「松方弘樹」氏の「お父上」。
第二次世界大戦でソ連軍が占領した満州で、終戦後武装解除し投降した日本軍捕虜として奴隷的強制労働の経験を持つ異色の猛烈な出演数を誇る「剣豪スター」。
苦労の割りに東映では二線級スターの扱いだった・・・・。
ソープランドやモーテルを経営しながら、晩節、糖尿病に苦しみながら荼毘に付す。

「父上」に「瓜二つ」の息子さん・・。(それにしても似過ぎだ)
名実共に、輝く「名声」は「親父」を越えたようだ・・。
想うに、わたしは、ワタクシめは、「父」を越えたのだろうか・・・。
「電気工学」に長け、「手先が器用」で、「美術造形」にも優れていた「父」・・・。
今、「非力」なわたしは、一体、「彼」から何を学んだのだろう
我が「死」を迎えるまでに、越えられるか

「父」のように「子」を二人、「世」に送り出し育ててはいない・・・。
既にこの時点で「アウト
」
比べるマデも無い、か・・・・。
もう、「無理」かも知れない・・・。
「無理」です・・・。

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時代劇チャンネルで「素浪人 花山大吉」(1969年・昭和44年1月~1970年12月)を40年ぶりに観る事が出来た。
わたしが小学生の頃の作品。制作は「NET」と「東映京都テレビプロ」。

(テレビ画面より)
「NET」はテレビ朝日の前身、「日本教育テレビ」の英文社名通称。創立時の免許交付の条件は教育番組を50%以上、教養番組を30%以上をオンエアする事が前提であった。
わたしが在職中に、報道取材部の機材庫に「NET朝日」の名称が記載された廃棄機材が在った。
この番組の前作「素浪人 月影兵庫」は弥次喜多珍道中さながらの「コミカル路線」が人気を呼んだが、原作者の剣豪小説家・南條 範夫氏(故人)から「原作との乖離が甚だしい」とされ、急遽プロットはそのままにタイトルを変更し「続編」として製作した。

(テレビ画面より)
劇中の大半が、「故・近衛十四郎」氏演じる主役「「大吉」と「品川 隆二」氏演じる旅の相方「焼津の判次」のやりとりに終始する。
モノクロ作品ながら、ローアングルを多用した細かな「切返し」カットで軽妙な二人のやりとりを紡ぎ上げ、台本のト書き部分まで丁寧に描く。

(テレビ画面より)


(テレビ画面より)

戦後のどさくさに紛れ、ゆすり・たかり、窃盗、ダフ屋、景品買い等の違法経済活動を行う不良グループの後、戸籍抄本に細工して「年齢詐称」し大学に入学、所属した「撮影所」子息の恋人を略奪した事から「不遇」を買い、転籍した「撮影所」では「労働組合活動」に傾注し「退社」。
当時、大人気であったコノ「当たり役」、ご本人は大嫌いだそうだ・・。
一方、画面左は「松方弘樹」氏の「お父上」。
第二次世界大戦でソ連軍が占領した満州で、終戦後武装解除し投降した日本軍捕虜として奴隷的強制労働の経験を持つ異色の猛烈な出演数を誇る「剣豪スター」。
苦労の割りに東映では二線級スターの扱いだった・・・・。
ソープランドやモーテルを経営しながら、晩節、糖尿病に苦しみながら荼毘に付す。


名実共に、輝く「名声」は「親父」を越えたようだ・・。

「電気工学」に長け、「手先が器用」で、「美術造形」にも優れていた「父」・・・。
今、「非力」なわたしは、一体、「彼」から何を学んだのだろう

我が「死」を迎えるまでに、越えられるか


「父」のように「子」を二人、「世」に送り出し育ててはいない・・・。
既にこの時点で「アウト

比べるマデも無い、か・・・・。
もう、「無理」かも知れない・・・。
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