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コメント

ゴメン、持つトコ違う・・・。

今夜スターチャンネルHD1で、「ツインズ」「モナリザ」の小男(失礼!)ダニー・デビィードと「オーメン」のグレゴリー・ペックが共演で「アザー・ピープル・マネー」という1991年制作のコメディ映画をやっていた・・。

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(2006/04/14)
ダニー・デヴィート、グレゴリー・ペック 他

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会社乗っ取りを描いた劇中、ニューステレビカメラ(以下ENGカメラ)にダニーが囲まれるシーンが登場するが、昔からズーッと気をもんでいる事がある・・。

30年以前アメリカのENGカメラメーカーは「フィリップス」や「RCA」といった欧米製のENGカメラが小道具として使用されていた。ここ20数年は日本製の「池上」や「SONY」の精巧な模造品が美術部の小道具として登場する・・・。
しかしTVクル-のカメラマンとしてカメラを構える役者たちの取り扱い演技にモンダイがあるのだ・・。

グラフィックスベータカムsp
Betacam SP Camcorder 01 KMJ.jpg


何故かさまざまな映画のマスコミシーンでは、カメラ本体のキャリー用のグリップを右手で担いでいるだけの役者が多かったのだ。


本来、右手でレンズ部を支え左手でフォーカス(ピント)が基本。

なのに、右肩に右手で本体を載せた状態で丁度、トランペットのケースでも担ぐような体勢と左手でビューファインダーを支える撮影演技!


これではまともな画像は撮れない。

多くのハリウッド・フィルムの現場では監督も助監督も、かなり長い間知らなかったようだ・・・。


翻ってわが日本のそうしたマスコミシーンはリアルさゼロの権化!これは昔から変わらない・・。
2時間ドラマ、Vシネマ、低予算ものは映画・テレビ問わず同様のシーンでは嘘マルダシだ。


放送用の高価なカメラでなく、学校やブライダルで使う安い業務用カメラ、完全な家庭用民生品を使用している事も。

記者役に扮する役者たちの持つマイクに至っては、殆ど民生品のボーカルマイク!!


どんなに優れたイイ作品でも、こうした小道具の出るシーンでアッという間に萎えてしまう・・。

日本の映画・ドラマ業界の持ち道具・小道具職人の造詣の浅さを予算の無さを顕著に表すものだ。
グラフィックス3
日本でそうした細部にこだわりだしたのは、1986年滝田洋二郎監督の「コミック雑誌なんかいらない」あたりからかなぁ・・。

TVドラマでは1984年日テレ製作で倉本 聡脚本の「昨日、悲別で」。
当時、テレビ朝日報道に在籍していたわたしには、迫真の「張り込み・囲み取材」の情景演出に舌を巻いた・・。
グラフィックス昨日悲別で1

グラフィックス昨日悲別で2

ハリウッドでは1983年のテレビシリーズ「Ⅴ・ビジター」、1987年の「ロボコップ2」あたりに、そうしたシーンへの一定のこだわり方が見受けられる。
グラフィックスロボコップ2


も、ひとつオカシイのが、日本の伝統楽器「鼓」。正確には「小鼓」。
これはハリウッド映画か、日本映画だったか、シリアスなSFアニメだったか忘れたが、左手に持ち左膝に乗せ右肩に「構え」右手で打つのに、アメリカのテレビカメラ同様、右手で担ぎ右肩に乗せて奏でていた無理っ


ミンナーーっちゃーーんと調べてからー、撮れーーーーーっ

200px-Japanese_small_hand_drum,kotsudumi,katori-city,japan[1]



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これが、アホダメおとこのプロフィール!

hata50

Author:hata50
波田野 広之
中学時代、歌舞伎の尾上一門にあたる尾上流舞踊家のH氏(故人)に師事。舞踊集団菊の会在籍。
日本舞踊・民族舞踊・長唄・鼓・三味線を学び、高校在学中、実母の逝去に伴い裏方に転向、舞台音響家を目指し、元日本音響家協会理事・Y氏に師事。

ANBテレビ朝日報道局報道取材部アルバイトを経て正社員。制作助手、ENG機材営業を経て社員ディレクター第1号。後、作曲家筒美京平氏の従弟が経営する日本ビクター傘下の映像制作会社勤務。
「早見 優のアメリカンキッズ」他千葉テレビ情報生番組「MOONラビット」総合企画・演出。NTT,Nikon,三共製薬、ロータスジャパン、横浜ゴム、日立、三菱、JVC等東証一部上場企業の産業ビデオ多数演出。

後、映画監督で日本映画監督協会専務理事G氏に師事。河合塾サテライト講座、朝日放送「素敵にドキュメント」「これは知ってナイト」「平成ふしぎ探検隊」他多数演出。
その縁で逸見政孝氏(故人)峰竜太氏、清水由紀子氏(故人)渡辺めぐみ氏らの発起人により、35歳で外国人妻と結婚。

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