ヤメディレクターの後悔懺悔粉飾人生 60過ぎた元全国ネット番組のディレクターで、外国人妻を持つアホ男の過去と今、「仕切り、仕切られる」激動の人生模様を続々更新! 次々と「小出し」に明かされる衝撃のパンドラの箱!!古い記事も充分、面白いデス!是非!
今夜スターチャンネルHD1で、「ツインズ」「モナリザ」の小男(失礼!)ダニー・デビィードと「オーメン」のグレゴリー・ペックが共演で「アザー・ピープル・マネー」という1991年制作のコメディ映画をやっていた・・。
会社乗っ取りを描いた劇中、ニューステレビカメラ(以下ENGカメラ)にダニーが囲まれるシーンが登場するが、昔からズーッと気をもんでいる事がある・・。
30年以前
アメリカのENGカメラメーカーは「フィリップス」や「RCA」といった欧米製のENGカメラが小道具として使用されていた。ここ20数年は日本製の「池上」や「SONY」の精巧な模造品が美術部の小道具として登場する・・・。
しかしTVクル-のカメラマンとしてカメラを構える役者たちの取り扱い演技にモンダイがあるのだ・・。

Betacam SP Camcorder 01 KMJ.jpg
何故か
さまざまな映画のマスコミシーンでは、カメラ本体のキャリー用のグリップを右手で担いでいるだけの役者が多かったのだ。
本来、右手でレンズ部を支え左手でフォーカス(ピント)が基本。
なのに、右肩に右手で本体を載せた状態で丁度、トランペットのケースでも担ぐような体勢と左手でビューファインダーを支える撮影演技!
これではまともな画像は撮れない。


多くの
ハリウッド・フィルムの現場では監督も助監督も、かなり長い間知らなかったようだ・・・。
翻ってわが
日本のそうしたマスコミシーンはリアルさゼロの権化!これは昔から変わらない・・。
2時間ドラマ、Vシネマ、低予算ものは映画・テレビ問わず同様のシーンでは嘘マルダシだ。
放送用の高価なカメラでなく、学校やブライダルで使う安い業務用カメラ、完全な家庭用民生品を使用している事も。
記者役に扮する役者たちの持つマイクに至っては、殆ど民生品の
ボーカルマイク!!
どんなに優れたイイ作品でも、こうした小道具の出るシーンでアッという間に萎えてしまう・・。
日本の映画・ドラマ業界の持ち道具・小道具職人の造詣の浅さを予算の無さを顕著に表すものだ。

日本でそうした細部にこだわりだしたのは、1986年滝田洋二郎監督の「コミック雑誌なんかいらない」あたりからかなぁ・・。
TVドラマでは1984年日テレ製作で倉本 聡脚本の「昨日、悲別で」。
当時、テレビ朝日報道に在籍していたわたしには、迫真の「張り込み・囲み取材」の情景演出に舌を巻いた・・。


ハリウッドでは1983年のテレビシリーズ「Ⅴ・ビジター」、1987年の「ロボコップ2」あたりに、そうしたシーンへの一定のこだわり方が見受けられる。

も、ひとつオカシイのが、日本の伝統楽器「鼓」。正確には「小鼓」。
これはハリウッド映画か、日本映画だったか、シリアスなSFアニメだったか忘れたが、左手に持ち左膝に乗せ右肩に「構え」右手で打つのに、アメリカのテレビカメラ同様、右手で担ぎ右肩に乗せて奏でていた
無理っ

ミンナーーっ
ちゃーーんと調べてからー、撮れーーーーーっ

![200px-Japanese_small_hand_drum,kotsudumi,katori-city,japan[1]](http://blog-imgs-49.fc2.com/1/9/6/19601118hhj/20110922225453e81.jpg)

![]() | アザー・ピープルズ・マネー [DVD] (2006/04/14) ダニー・デヴィート、グレゴリー・ペック 他 商品詳細を見る |
会社乗っ取りを描いた劇中、ニューステレビカメラ(以下ENGカメラ)にダニーが囲まれるシーンが登場するが、昔からズーッと気をもんでいる事がある・・。

30年以前

しかしTVクル-のカメラマンとしてカメラを構える役者たちの取り扱い演技にモンダイがあるのだ・・。

Betacam SP Camcorder 01 KMJ.jpg
何故か


本来、右手でレンズ部を支え左手でフォーカス(ピント)が基本。
なのに、右肩に右手で本体を載せた状態で丁度、トランペットのケースでも担ぐような体勢と左手でビューファインダーを支える撮影演技!
これではまともな画像は撮れない。



多くの


翻ってわが

2時間ドラマ、Vシネマ、低予算ものは映画・テレビ問わず同様のシーンでは嘘マルダシだ。
放送用の高価なカメラでなく、学校やブライダルで使う安い業務用カメラ、完全な家庭用民生品を使用している事も。
記者役に扮する役者たちの持つマイクに至っては、殆ど民生品の

どんなに優れたイイ作品でも、こうした小道具の出るシーンでアッという間に萎えてしまう・・。
日本の映画・ドラマ業界の持ち道具・小道具職人の造詣の浅さを予算の無さを顕著に表すものだ。



当時、テレビ朝日報道に在籍していたわたしには、迫真の「張り込み・囲み取材」の情景演出に舌を巻いた・・。




も、ひとつオカシイのが、日本の伝統楽器「鼓」。正確には「小鼓」。
これはハリウッド映画か、日本映画だったか、シリアスなSFアニメだったか忘れたが、左手に持ち左膝に乗せ右肩に「構え」右手で打つのに、アメリカのテレビカメラ同様、右手で担ぎ右肩に乗せて奏でていた



ミンナーーっ




![200px-Japanese_small_hand_drum,kotsudumi,katori-city,japan[1]](http://blog-imgs-49.fc2.com/1/9/6/19601118hhj/20110922225453e81.jpg)

- 関連記事
-
-
堕落の象徴。 2012/07/08
-
「automatic T back system」。 2012/06/25
-
ゴージャス!国営てれび! 2012/06/01
-
おはよう!まちかど情報室! 2012/05/31
-
とんでもないノースク! 2012/05/05
-
手詰まり感。 2012/05/01
-
厚顔無恥 2 「ごめんなさいは・・?」 2012/04/21
-
厚顔無恥 2012/04/21
-
Dlife してやったり 2012/04/14
-
ヤラセの記憶 2012/04/08
-
天皇陛下の晩餐とNクン・・。 2012/02/20
-
故障中・・。その1 2012/02/19
-
「箸いれ」 2012/02/05
-
ビッグ ダディ! 2011/10/09
-
ゴメン、持つトコ違う・・・。 2011/09/22
-
スポンサーサイト
この記事のトラックバックURL
http://19601118hhj.blog.fc2.com/tb.php/8-fbac9307