ヤメディレクターの後悔懺悔粉飾人生 60過ぎた元全国ネット番組のディレクターで、外国人妻を持つアホ男の過去と今、「仕切り、仕切られる」激動の人生模様を続々更新! 次々と「小出し」に明かされる衝撃のパンドラの箱!!古い記事も充分、面白いデス!是非!
GW中、平日夕方のニュース(というか、ショーのつもりか?)を観る機会が在ったが宜しくないねェ・・・・。
ニュースの原稿読ませるのに、「おどろおどろしい声」で読ませてるテレビ朝日「スーパーJチャンネル」。
あらゆるニュース項目にBGMを選曲して音楽で埋めてしまい、子供のような社会部記者の絶叫型のお決まりの現場リポートスタイル・・・・。

http://www.tv-asahi.co.jp/super-j/
冷静にツクレナイかなぁ・・・。週末分のスタジオ背景のマンガみたいなCGも専門学校生の作品みたいで稚拙だしなぁ・・・。「悲惨、大事故、検証、容疑者、追跡、潜入、スクープetc・・・」なんでもかんでも効果音とおどろおどろしい声のナレーターとBGMで「埋めちゃう」の。あがいてんの判るけど、あがきっぱなしダヨネ!ここ数十年、「テレビ朝日報道」は・・・・。
昔、加盟ネット局も少なくて予算の採れない当時、海外の支局ネタ(政局や内戦等)だと映像は共同配信のニュースフィルムで音声でのレポートのみをテレビ朝日特派員が電話で寄こすスタイルが一般的だった・・・・。
その日は中東戦争の戦局リポートだったか・・・・。現地のよき時間、国際電話が特派員から入り、それをテレビ
朝日報道の録音室で受けて録音・編集し、朝7時の「ANNニュースセブン」の第一項目で流す作業を担当した。

デスクから予め指名され泊まり番の明け方、録音室に特派員から電話が入るので、録音・編集しておく指示・・・・。
特派員の読むオンエアの予定時間は決まっており、私の仕事はNGの不要部分を取り除いて完成させればOK!
ところが、ところがこの日に限って特派員氏は、原稿を読むのに「カミまくり」。
上手く読み上げて貰えば、殆んど手直しナシで完成出来るのに、この時はヤタラ「編集点」が増えてしまった。

http://www.ceres.dti.ne.jp/~ko-suke/index.html
「6ミリ」と呼ぶアナログ音声録音テープにレコーダーを使い、テープ上にマーカーペンで印を打ちながらNGの
不用な音声部分を専用ハサミで切断し繋ぐのだが、作業箇所が多過ぎた・・・・・。

http://www.ceres.dti.ne.jp/~ko-suke/index.html
「スンマセンがアトはヨロシク・・・。」と電話回線を切られてから真っ青だ・・・。
「間に合わない・・・。」そんな考えが、アタマをヨギル!
オンエアの10分ホド前になってNサブから連絡を受けた編集課の上司が慌てて、録音室にやって来た。
「ダイジョブカ??!!」返答してる間はナイ・・・。
「・・・・・・・・。」
「出来た!。」
「Nサブへ持ってってクレッ!!」
「!?」「Nサブ!?????」
「本館の2階だよっ!急いでっ!!」



当時、報道フロアのある建物はテレビ朝日第4別館、隣の社屋の2階にNサブ(副調整室)は在った・・・。
もともと「取材部」に籍を置くので、スタジオ棟には用が無く行った事が無かった。
「自分で持ち込め」のニュアンス!。
そう!ズバリ編集のスタッフさん達はVTRの扱いには精通してても、わたしのように長年、舞台音響操作に携わる訳も無く、「6ミリ音声テープ」の取り扱いには疎かったのだ・・・。Nサブに自分達がテープを持ち込んでも、再生するテープレコーダーにセット出来ないのだ!

http://www2.edu.ipa.go.jp/gz2/x10000/x10800/x10830/IPA-tv190.htm
第4別館の階段をテープを持ったまま駆け降り、本館の正面ロービーを入ると、「ニュースセブン」のオープニング音楽がテレビモニターから聞こえた!




「はじまっちゃった!!!!」



らせん状の階段を駆け上り一瞬躊躇して飛び込んでみたのがドンピシャのNサブ!
皆、無言でモニターを見詰めている。テクニカルディレクターらしきオジサンが「ソコ!」とわたしに目で合図!
落ち着いて焦る事無く目の前のグレーのテープレコーダーに編集したテープをセットする・・・。(初めて見る機種!!)テープの通し方を間違えたら、音声は出ない!

「おはようございます!」ニュースセブンのアナウンサー氏(この時のお名前は不明)が第一項目を読み上げる。
同時に画面はニュースフィルムに切り替わり、「ANN○○支局の○○特派員がお伝えします!」

(スタジオ放映画面はこんな感じ・・YouTubeより)
「カチャン!」特派員リポートの録音された音声テープがリモートコントロールで流れ出す・・・・。
「・・・・・・。」誰からもさして褒められるでも、責められるでもなくNサブをアトにした・・・。
編集デスクだけが笑顔で迎えてくれた・・・。「ご苦労さん。」

ニュースの原稿読ませるのに、「おどろおどろしい声」で読ませてるテレビ朝日「スーパーJチャンネル」。
あらゆるニュース項目にBGMを選曲して音楽で埋めてしまい、子供のような社会部記者の絶叫型のお決まりの現場リポートスタイル・・・・。

http://www.tv-asahi.co.jp/super-j/
冷静にツクレナイかなぁ・・・。週末分のスタジオ背景のマンガみたいなCGも専門学校生の作品みたいで稚拙だしなぁ・・・。「悲惨、大事故、検証、容疑者、追跡、潜入、スクープetc・・・」なんでもかんでも効果音とおどろおどろしい声のナレーターとBGMで「埋めちゃう」の。あがいてんの判るけど、あがきっぱなしダヨネ!ここ数十年、「テレビ朝日報道」は・・・・。
昔、加盟ネット局も少なくて予算の採れない当時、海外の支局ネタ(政局や内戦等)だと映像は共同配信のニュースフィルムで音声でのレポートのみをテレビ朝日特派員が電話で寄こすスタイルが一般的だった・・・・。
その日は中東戦争の戦局リポートだったか・・・・。現地のよき時間、国際電話が特派員から入り、それをテレビ
朝日報道の録音室で受けて録音・編集し、朝7時の「ANNニュースセブン」の第一項目で流す作業を担当した。

デスクから予め指名され泊まり番の明け方、録音室に特派員から電話が入るので、録音・編集しておく指示・・・・。
特派員の読むオンエアの予定時間は決まっており、私の仕事はNGの不要部分を取り除いて完成させればOK!
ところが、ところがこの日に限って特派員氏は、原稿を読むのに「カミまくり」。

上手く読み上げて貰えば、殆んど手直しナシで完成出来るのに、この時はヤタラ「編集点」が増えてしまった。

http://www.ceres.dti.ne.jp/~ko-suke/index.html
「6ミリ」と呼ぶアナログ音声録音テープにレコーダーを使い、テープ上にマーカーペンで印を打ちながらNGの
不用な音声部分を専用ハサミで切断し繋ぐのだが、作業箇所が多過ぎた・・・・・。


http://www.ceres.dti.ne.jp/~ko-suke/index.html
「スンマセンがアトはヨロシク・・・。」と電話回線を切られてから真っ青だ・・・。
「間に合わない・・・。」そんな考えが、アタマをヨギル!
オンエアの10分ホド前になってNサブから連絡を受けた編集課の上司が慌てて、録音室にやって来た。
「ダイジョブカ??!!」返答してる間はナイ・・・。
「・・・・・・・・。」
「出来た!。」
「Nサブへ持ってってクレッ!!」
「!?」「Nサブ!?????」

「本館の2階だよっ!急いでっ!!」




当時、報道フロアのある建物はテレビ朝日第4別館、隣の社屋の2階にNサブ(副調整室)は在った・・・。
もともと「取材部」に籍を置くので、スタジオ棟には用が無く行った事が無かった。
「自分で持ち込め」のニュアンス!。
そう!ズバリ編集のスタッフさん達はVTRの扱いには精通してても、わたしのように長年、舞台音響操作に携わる訳も無く、「6ミリ音声テープ」の取り扱いには疎かったのだ・・・。Nサブに自分達がテープを持ち込んでも、再生するテープレコーダーにセット出来ないのだ!

http://www2.edu.ipa.go.jp/gz2/x10000/x10800/x10830/IPA-tv190.htm
第4別館の階段をテープを持ったまま駆け降り、本館の正面ロービーを入ると、「ニュースセブン」のオープニング音楽がテレビモニターから聞こえた!





「はじまっちゃった!!!!」




らせん状の階段を駆け上り一瞬躊躇して飛び込んでみたのがドンピシャのNサブ!
皆、無言でモニターを見詰めている。テクニカルディレクターらしきオジサンが「ソコ!」とわたしに目で合図!
落ち着いて焦る事無く目の前のグレーのテープレコーダーに編集したテープをセットする・・・。(初めて見る機種!!)テープの通し方を間違えたら、音声は出ない!


「おはようございます!」ニュースセブンのアナウンサー氏(この時のお名前は不明)が第一項目を読み上げる。
同時に画面はニュースフィルムに切り替わり、「ANN○○支局の○○特派員がお伝えします!」

(スタジオ放映画面はこんな感じ・・YouTubeより)
「カチャン!」特派員リポートの録音された音声テープがリモートコントロールで流れ出す・・・・。
「・・・・・・。」誰からもさして褒められるでも、責められるでもなくNサブをアトにした・・・。
編集デスクだけが笑顔で迎えてくれた・・・。「ご苦労さん。」



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